NEWS

辰野この1年 2005(H17)

2015年12月25日

【一月】
▽一日・辰野郵便局で元旦出発式。雪のなかこの日までに三十四万八千七百通の年賀状を取り扱う
▽二日・三日・「小野おんばしら」に先立ち矢彦神社一と四の柱、二の柱の山出しと三の柱の斧(おの)入れが行われ、正月の憑(たのめ)の里がにぎやかに
▽四日・役場や企業などで仕事始め
▽十三日・子育て支援施策の一環で辰野図書館がブックスタート事業を開始
▽九日・安協で初出式、消防団・奉仕団の出初め式がそれぞれに行われ、無事故・無災害を誓い合う。恒例の十一面観音厄よけ祈願祭
▽十四日・小横川地区などで小正月の伝統行事・鳥追いが行われる
▽十六日・矢彦神社三の柱の山出し祭が前日の大雪で銀世界となった地区内でにぎやかに。辰野青年会議所の新春会員大会
▽十八日・商工会で新年会、油化プラント事業の現状打開に努力することを再確認する
▽二十一日・二十二日・「滞在型ゆったりずむ」創出を目的にした地域資源の検証をしようと松本大学の学生が沢底、下辰野地区を調査
▽二十四日・第四次行財政改革大綱素々案の住民説明会が町内二十会場で始まる。文化財防火デーに合わせて町教委と消防署が町内文化財の消防設備をチェック
▽二十七日・特別職報酬等審議会が十七年度の常勤特別職の給料、町議報酬額を審議し、前年度比で常勤特別職一律一〇%、議員一律三%の減額答申を決める
▽二十九日・唐木沢地区の伝統行事「やに回し」が同区グラウンドで行われる

【二月】
▽一日・大規模災害時に町の要請で電気関係の応急復旧に地元電気工事業者が協力する協定が町と電気工事業組合の間で締結
▽五日・下辰野商店街で辰市大売り出し。今年も本町一丁目では名物の福ダルマ市がお目見えする
▽六日・冬の年中行事・ずず回しや節分会が各地で行われる。小野奴(やっこ)の会で最後の大だこ挙げ
▽七日・開校五十周年を迎えた辰野東小へ同記念事業実行委員会から和太鼓が贈られ打ち初め式
▽十日・町商工会青年部で結成四十周年の記念式典
▽十五日・町が行財政改革推進委員会に第四次行財政改革大綱素案を諮問
▽十六日・町内への企業誘致に向けた庁内プロジェクトが初会合。一般住民や各種団体で構成する信州たつの地球温暖化対策地域協議会が設立、総会が開かれる
▽十八日・岡谷市内で盗まれた軽乗用車が辰野宮木郵便局に突っ込む騒ぎが発生。容疑者が運転操作を誤ったもので、幸いけが人はなかった
▽十九日・町議会総務文教常任委員会が「町税等の滞納に対する特別措置に関する条例制定」案について一般から意見を聞く公聴会を開催。賛否両論の意見が続出する
▽二十日・赤羽、八島神社に古くから伝わる神事・お筒粥(がゆ)が行われる。今年のご託宣のうち「世の中」は昨年と同じ六分五厘
▽二十一日・町議会経済建設常任委員会が昨年秋の台風22、23号災害地を現地視察
▽二十三日・知的障害者のスポーツの祭典・スペシャルオリンピックス(SO)冬季世界大会・長野のホストタウンプログラムで、アゼルバイジャン選手団十七人が来町。大会に先立つ三日間、交流を深める
▽二十五日・町の平成十七年度当初予算案が発表される。うち一般会計当初予算案は七十一億二千四百万円で昨年同比二千六百万円、〇・四%の減。辰野町勤労協が最後の定期大会、三月三十一日の解散を決議する
▽二十六日・町内の福寿草の群生地・沢底地区で福寿草まつりがにぎやかに
▽二十八日・町行財政改革推進委員会が町長から諮問を受けていた第四次行財政改革対抗などの素案を答申

【三月】
▽三日・町文化財保護審議会で、町教委から諮問のあった小横川宿の平のサイカチの大木を町天然記念物に指定する答申をまとめる
▽五日・辰野高校で卒業式。第五十七回卒業生百八十三人が学びやを巣立つ
▽七日・町議会三月定例会が開会し、矢ケ崎町長が足腰の強いまちづくりへの取り組みを目指す予算編成内容を説明
▽十日・町内初の託老所「ゆうちゃん家」が宮木東町のNPO法人たつの介護センター内にオープンする
▽十七日・辰野中学校と両小野中学校の卒業式が各校で行われる。辰野中は二百四人、両小野中は五十人が九年間の義務教育を終えた
▽十八日・増加する町税の滞納に対処する「町税等に対する特別措置に関する条例」が制定される。不誠実な滞納者の氏名公表などを盛り込んでおり県下では初。
▽十九日・高齢者福祉施設建設に伴い緊急発掘調査が行われた樋口、矢沢原遺跡で現地説明会、古代のロマンに思いをはせる
▽二十二日・町で四月一日付発令の定期異動を内示、四十二人の小規模異動となった。町内小学校のトップを切り西小で卒業式。町土地開発公社理事会で、公社が保有する中央地区の土地へ進出を計画しているドラッグストアとの賃貸契約を承認する
▽二十三日・町公民館が平成四年から開講してきた「外国人のための日本語教室」が学級生の減少で十三年の歴史に幕を閉じる
▽二十五日・町立保育園六園で一斉に卒園式が行われる
▽下旬・町のホタル研究室で自然界より三カ月早くゲンジボタルが発生
▽二十六・二十七日・諏訪大社に次ぐ格式を持つ信濃の国二の宮、小野神社の山出しがにぎやかに。頼母(たのめ)の里山に木やり、ラッパ、威勢の良い掛け声がこだました
▽二十七日・町芸能協会の定期公演
▽三十日・次世代育成支援対策町行動計画策定委員会が町からの諮問を受け、策定を進めてきた行動計画がまとまり、町長に答申書を手渡す
▽三十一日・町勤労協が解散、半世紀近い歴史に幕を閉じる

【四月】
▽一日・官庁で辞令交付と始業式、各企業で入社式が行われ十七年度のスタートを切る。しだれ栗森林公園で公園開き
▽二日・町消防団の新任幹部・新入団員の辞令交付式が団本部で行われ、町を守る新体制がスタート
▽五日・町内保育園・児童館で入園式、町関係の小中学校でも入学式が行われる
▽六日・辰野高校で入学式
▽八日・荒神山公園に春の訪れを告げるさくら祭りが開幕。期間中には新町制発足五十周年を祝う夜桜花火の打ち上げも
▽九日・小野おんばしら里曳きを控え、矢彦神社で根倒祭(御柱収め)
▽十日・早起き野球連盟、ソフトボール協会、壮年女子ソフトボール協会の合同開幕式がほたるドームで開かれ、今シーズンが幕開け
▽十四日・かやぶきの館が同館裏に開設した遊歩道「歩楽林小径」(ぶらりんこみち)の命名記念式典
▽中旬・ホタル研究室と町観光係によるゲンジボタル幼虫上陸調査がほたる童謡公園で始まる。初上陸は十二日夜、平出側で五十九匹を確認
▽十六日・町道城前線の桜並木で辰野国際交流会主催の第四回桜まつり、国際交流の輪を広げる
▽十七日・辰野町神戸地区で初のイベント「皆んなで語ろう水仙の里」が開かれ、満開の水仙をながめながら、地域住民が交流を深める
▽十九日・式年御柱祭里曳きを前にした酉(とり)の日に合わせ、矢彦神社と小野神社でご神体を副殿から正殿に遷座する正遷宮祭が厳粛に行われる。矢彦神社では本社後援の木やりコンクールも開かれ祭りの前景気をあおる
▽二十二日・辰野病院運営委員会が手狭になった同病院を、休業中の荒神山公園ウオーターパーク敷地へ移転する案を町に答申する
▽二十三日・下辰野で住宅を全焼する火災が発生
▽二十五日・シダレグリ自生地保全友の会が国天然記念物指定のシダレグリ自生地で本数調査を開始する
▽二十六日・宮木、長久寺で延命地蔵尊の例祭と潅仏会(かんぶつえ)
▽二十八日・申し合わせ任期満了に伴い、議会ポストを改選する町議会臨時会が開会。議長には赤羽敬一議員が再選、副議長には篠平良平議員が選出される。メーデー伊北地区大会前夜祭が町民会館で開かれる

【五月】
▽三日・五日・矢彦神社と小野神社の小野おんばしらが開幕。連休期間中、きらびやかな飾りで彩られた御柱街道が人と色とりどりのおんべの波で埋まり、周辺地区は祭りムード一色に包まれる
▽五日・上辰野、七蔵寺と塩釜神社で例祭が開かれ、日ごろ閑寂とした境内が区民らでにぎわう
▽八日・ニュージーランド・ワイトモ行政区との姉妹都市提携十周年を記念して、辰野国際交流協会がほたる童謡公園の一角に造成した記念庭園が完成
▽十一日・オリンパスのグループ会社・オリンパスオプトテクノロジー坂城、大町事業所が閉鎖し、本社機能を持つ辰野事業場へ統合することが明らかになる
▽上旬・中旬・宮木、新町、宮所などで熊の目撃情報が相次ぐ
▽十三日・中央道高速バス利用者用駐車場が業者委託により有料化される
▽十五日・少年野球連盟の十七年度開幕式が富士山グラウンドで
▽二十日・JA上伊那が総代会で南信パルプ跡地への支所・生活店舗移転新築を承認
▽二十三日・沢底鴻ノ田地籍に公益法人の団体による霊園建設計画が持ち上がり、平出区対策委員会が反対を表明
▽二十四日・南信パルプ跡地に、コニカミノルタビジネステクノロジーズの新工場進出が決まる。出水期を前に辰野消防署が天竜川羽場淵(ぶち)で水防訓練
▽下旬・平出交差点改良工事で、三方向の改良が完了
▽二十五日・任期満了に伴う県西部辰野土地改良区総代選挙・辰野町選挙区(定数三十)の立候補締め切り。立候補者数が定数と同数の三十人だったため無投票当選が決まる
▽二十六日・町商工会で通常総代会、懸案となっていた廃プラ油化プラント事業の別組織化を確認する。開発公社の理事会・通常社員総会が開かれ、パークホテルの単年度黒字を報告
▽二十九日・七回目を迎えた塩嶺王城パークライン10マイルマラソン、ランナー五百四人が健脚を競い合う。町ふれあい広場が西小体育館で開かれる
▽三十日・国交省天竜川上流河川事務所などによる天竜川重要水防個所の合同巡視

【六月】
▽一日・平出の中央道上り線で追突事故。愛知県の若者四人が重軽傷を負う
▽三日・県道伊那辰野(停)線で全国的な話題となった”謎の金属片”が見つかる。ほたる祭りキャラバン隊が諏訪・上伊那地域の市町村を訪問し祭りをPR
▽四日・ほたる駅伝大会がJR辰野駅から役場までの6区間35・2kmコースで行われ一般は長野市駅伝部、高校は伊那北の国からがそれぞれ優勝
▽五日・町りんごオーナー制推進委員会のりんごオーナー園開きが北大出地区で開かれる。交通安全子ども自転車辰野地区大会が行われ西小が七年連続優勝。小野区内三地区で小宮御柱祭山出し
▽六日・町社協の高齢者一日招待会始まる
▽七日・宮木、石川島汎用機械の史料館が社内に開設。現職矢ケ崎町長の後援会が十月の町長選に同氏を推薦、出馬要請する
▽八日・姉妹都市ニュージーランド・ワイトモ行政区から代表団が来町。十二日まで滞在し各種公式行事に臨む
▽十一日・初夏の一大イベント・第五十七回辰野ほたる祭りが開幕。新町制発足五十周年・姉妹都市提携十周年の各記念式典と合わせ盛り上がりを見せるが、今年の蛍発生は前年の一割程度と寂しい結果に。国際交流協会がほたる童謡公園に設置した記念庭園にワイトモ訪問団を招き記念植樹、コニカミノルタビジネステクノロジーズが寄贈した桜の植樹もこの日に行った
▽十三日・生活基盤整備を求め駅前地域を住みよくする会が町に要望書を提出
▽十四日・町議会六月定例会一般質問の席上、現職矢ケ崎町長が三選出馬を表明する
▽十八日・電気自動車で八ケ岳から松本城を目指す信州風の旅inキャンドルナイト・東ルートが十九日の二日間に掛けて辰野町内を通過、地球温暖化防止対策を啓発する
▽二十二日・特定局南信北連絡会が羽場局で強盗事件に備えた対応訓練
▽二十五日・旧朝日村出身の関東在住者でつくる東京朝日会が十七年度総会
▽二十六日・町消防団のポンプ操法・ラッパ吹奏大会が団本部(消防署)駐車場で開かれ、ポンプ車操法は常備部、小型ポンプ操法は第一分団、ラッパ吹奏は第七分団がそれぞれ優勝する
▽二十九日・中央道辰野PAで車両不具合のトラックが全焼する車両火災、けが人はなし。旧南パル跡地に進出するコニカミノルタサプライズが工場新設に伴う住民説明会

【七月】
▽三日・小野三地区で小宮御柱祭里曳き。三輪神社で大祓(おおはらい)の神事
▽五日・雨沢地区の水田地帯のほ場整備事業が完成し、喜びのしゅん工式
▽五日・町内のNPOなど福祉団体が参加して「町の交通を考える会」が初会合
▽九日・交通安全こども自転車大会で西小チームが連覇、全国大会出場を果たす。かやぶきの館でミニほたる祭り
▽十日・上伊那消防ポンプ操法・ラッパ吹奏大会で町消防団ラッパチームが優勝
▽十三日・料飲店組合が初の暴力団追放決起集会を開き、暴力団からの嫌がらせ・介入を断固撃退する心構えを新たにする
▽中旬・西小でゲンジボタルの餌となるカワニナを養殖するカワニナクラブが発足
▽十三日・友好姉妹都市ニュージーランド・ワイトモ行政区からカート・シェープ君が来町し、二十三日まで日本の生活を体験し、辰校生や辰中生らと交流を深める
▽十七日・横川渓谷に夏の訪れを告げる夏山のつどい「近江山登山」が行われ、八十人が里山登山を楽しむ。辰高文化祭で町づくりシンポジウム、辰野病院新築移転問題をテーマに意見を交わす
▽二十三日・下辰野で民家二棟を全半焼する住宅火災が発生し、焼け跡から同家の一人暮らしの男性が遺体で発見される
▽二十四日・第九回全日本どろんこ田んぼバレーボール大会が川島渡戸地籍の特設コート(水張り水田)で開かれ、県内外からの五十六チームが泥と戯れる。県消防ラッパ吹奏大会に出場した町消防団チームが準優勝
▽三十一日・天竜川流域で侵略植物駆除7・31大作戦。辰野町内でも約五十人が参加してアレチウリの駆除に汗を流す

【八月】
▽一日・県事業による駅前区画整理の”網”を外さずに下水道・道路整備など進めることを町が町議会全協で報告、議会も了承する。交通安全こども自転車全国大会に出場した西小自転車クラブが団体の部十位に入賞
▽六日・辰野美術館の戦後六十周年記念企画特集「沈黙の風景・戦争の記憶」展が九月四日までの日程で開幕。戦争遺跡の写真や出土品を展示
▽七日・ソウル五輪女子柔道四十八kg級銀メダリストの江崎史子さんを招いたイベント「ドリームキッズの大冒険」(共和堂新聞店主催)が町民会館で開かれる。神戸地区ですいか祭り
▽九日・町有害鳥獣駆除対策協議会の総会、十六年度の農作物被害は八千二百四十二万円にのぼるとの報告がされる。川島小緑の少年団代表児童が、日本・カナダ緑の少年団国際交流研修会に参加するため日本を出発。十五日までの日程を無事こなし帰国
▽中旬・十三日から十六日までのうら盆に合わせ、各地で納涼祭などの行事が行われる。十三日の迎え盆には万灯(まんど)を振り祖先を迎える地区も
▽十五日・十七年度の成人式が町民会館で。昭和五十九年四月二日から翌六十年四月一日に生まれた成人者三百人の門出を祝う
▽十九日・県が発表した工業統計調査結果速報で、町の製造品出荷額が過去最高の二千二百億円台になったことが明らかに。この数字は上伊那の市町村でもトップ
▽二十二日・老朽化した辰野総合病院の新築・増改築について、住民を聞く会が始まる
▽二十三日・ほたる祭り実行委員会の総会席上、今シーズンのゲンジボタル発生量が前年ピーク時の一割程度との報告。幼虫の上陸時に雨が少なく、環境が整わなかったのが原因と見られる
▽二十四日・町老人クラブ大会が町民会館で開かれる
▽下旬・学校花壇コンクール(FBC)で西小が中央審査推薦校に選ばれる
▽二十八日・地震総合防災訓練が全町一斉に行われる。主会場の赤羽コミュニティセンターでも本番さながらの各種訓練を展開
▽三十日・辰野中PTAが保護者を対象とした高校見学を初めて実施
▽三十一日・町の高齢者訪問が始まる。三日間の日程で九十一歳以上高齢者二百六十九人を町長が訪問

【九月】
▽一日・住民が主体となり協働のまちづくりを推進するまちづくり委員会が発足
▽二日・ウオーターパークの営業を求める会が、八月に実施した営業再開に関する町民アンケートの結果を町に提出、今後の検討に生かすことを要望する。南パル跡地に進出するコニカミノルタサプライズ辰野工場の地鎮祭が現地で開かれる
▽三日・未明に上辰野で住宅火災。二階部分を焼き、避難の際に家人が軽いけが
▽五日・小野簡易水道牛首浄水場の見学会が行われ、地元飯沼地区の住民が新施設を訪れる
▽七日・十六年度各会計決算を審議する町議会九月定例会が開会、十六年度一般会計・各会計合わせて形式収支で三億二千九百万円余、実質収支で三億千二百万円余の黒字に。台風14号の影響で北大出地区を中心に果樹の落下被害
▽八日・町がときめきの街内に設置した町子育て支援センターつどいの広場「ちびっこ愛ランド」がオープン
▽十二日・発足十周年を迎えた赤羽さわやかクラブが記念の会を開く
▽十七日・町内各小学校でさわやかな秋晴れのもと運動会
▽十八日・かやぶきの館でサックスと吹奏楽のジョイントコンサートが開かれる
▽十九日・「敬老の日」に合わせ三十三地区二十五会場で敬老会が開かれる
▽二十一日・全日本交通安全協会の交通栄誉章「緑十字銅章」に町内から四人が選ばれ町警部交番で伝達式
▽二十五日・県五十歳OB野球大会が飯田市で開かれ、辰野OB野球チームが準優勝

【十月】
▽一日・沢底区で道祖神まつり(五百年祭)が開幕。スタンプラリー、俳句フォーラムなど二日間にわたり手作りイベントが催される。昨年の台風23号被害で通行できなくなっていた唐木沢橋が復旧・完成し渡り初め
▽二日・辰野美術展が辰野美術館で開幕
▽三日・JA宮所集荷場のマツタケ直売所が今シーズンの営業を開始。マツタケは九月に入ってからの少雨と残暑で不作・
▽四日・任期満了に伴う辰野町長選告示を前にした立候補者説明会が開かれ、現職の一派が出席したのみだった。県宝で町指定文化財の小野宿問屋の維持管理と保存活動を目的に保存会が発足する
▽七日・南パル跡地北側に平井星光堂(本社大阪市)の製造工場が進出、土地開発公社との間で用地売買契約調印が行われる
▽九日・県中学継走荒神山大会が荒神山公園特設コースで開かれる
▽十日・ふれあいウォーク&活活(いきいき)さわやかフェスティバルが役場周辺を主会場に行われ、多数の町民が健康や福祉、安全などへの理解を深める
▽十一日・水戸浪士天狗(てんぐ)党のゆかりの地を訪ねる一行が平出区を訪問し、同交差点脇の小公園にある水戸浪士休息跡の碑を見学、区役員らと交流する。上伊那猟友会のキジの放鳥事業が川島小で開かれる
▽十二日・辰野町長選を前に、町選管が立候補届出事前審査。現職陣営が必要書類の審査を受ける
▽十三日・明るい民主町政をつくるみんなの会が、辰野町長選に元町議会副議長の百瀬深氏を擁立すると発表
▽十五日・ほたるの里小学生駅伝がたつの海を周回する特設コースで開かれ、小学生選手が健脚を競い合う。福祉・ボランティア大会がボランティアセンターで開かれる
▽十六日・県道平出交差点の改良工事完成を祝う平出四つ角祭りが同交差点付近で行われる。北大出、神明神社例祭本祭で古くから伝わる暴れ天狗(てんぐ)と獅子舞が奉納される
▽十八日・任期満了に伴う辰野町長選が告示。三選を目指す現職の矢ケ崎克彦氏と、新人で元町議会副議長の百瀬深氏の二人が立候補し現職・新人一騎打ちの選挙戦となる
▽十九日・町長選期日前投票が始まり、初日は百二十人を超える来場があった
▽二十二日・世界昆虫館で愛・地球博の中部千年共生村長野ブースを再現した「土壌〜十五〜の奇跡」展が開幕
▽二十三日・辰野町長選の投票が町内二十一投票所で行われ、即日開票の結果、現職の矢ケ崎克彦氏が大差で三選を果たす。投票率は六八・二二%と過去最低だった
▽二十六日・町慰霊祭が町民会館で営まれ、町内戦没者の遺族ら百五十人が参列
▽二十七日・大型トレーラーの車輪脱落事故で国交省長野運輸支局が町内の事業所を監査
▽二十八日・たつの芸術文化祭が開幕し、公民館講座受講者らが研さんの成果を披露
▽二十九日・横川峡紅葉祭りが雨のなかかやぶきの館を主会場に開かれる
▽三十日・町内一周駅伝大会が10区間26kmの特設コースで行われ、南部チームが十四連覇を果たす

【十一月】
▽一日・城前橋宮木側から城前地区町道1124号線に至る町道75号線の開通式。愛称は城南通りに決まる。川島小が不審者侵入を想定した初の訓練
▽三日・町功績者表彰式が行われ、各分野で功績のあった六人を表彰する
▽五日・東小で五十周年記念式典、記念事業のブロンズ像除幕や記念発表などで盛大に節目を祝う
▽八日・厚生労働大臣表彰を受賞した町食生活改善推進協議会が町長に受賞報告
▽九日・田中知事が来町し、町長と町・県の情勢を情報交換
▽十二日・恒例のJA上伊那まつりが辰野支所でも開かれ、二日間にわたり来場者でにぎわう。壮年女子ソフトの今季リーグが閉幕
▽十三日・北大出、りんごオーナー園で収穫祭。町消防団が町内七会場で総合訓練を行う
▽十四日・町長選で三選を果たした矢ケ崎町長が初登庁
▽十六日・ソフトボール協会の十七年度閉幕式
▽十八日・町議会が町内各団体代表と議員定数についての懇談会を開く。各団体からは定数削減を求める声が続出。早起き野球連盟の十七年度閉幕式が行われる
▽十九日・下辰野本町通り商店街で民家や店舗など三棟を全焼する火災が発生。けが人はなかったが火の回りが早く二時間近く燃え続ける大火に
▽二十日・えびす講大売り出しと辰野高校フリーマーケット、豊南短大の出店が下辰野三丁目駐車場などで同時開催、大盛況となる
▽二十一日・矢ケ崎町長三期目初となる町議会臨時会、助役に赤羽八洲男氏、収入役に花岡猛氏をそれぞれ再任する人事案に同意する。十八年度予算編成会議で町長が十七年度一般会計当初額比三%削減を指示
▽二十二日・東小PTAが日本PTA全国協議会の日P団体表彰を受ける
▽二十三日・宮木諏訪神社で一年間の実りに感謝する新穀感謝祭
▽二十八日・小野簡易水道飯沼上水場で通水式が行われる

【十二月】
▽一日・南小の地下タンク配管から灯油約千五百・が流出、原因は配管の破損によるものだった。信州たつの地球温暖化対策地域協議会が信州豊南短大の学生と食用廃油を利用したキャンドル作り
▽四日・赤十字奉仕団の救急法大会が石川島体育館で開かれる
▽四日・五日・今冬初の積雪。町内では一三cmを記録した
▽六日・上島の国道153号線で普通貨物車と軽トラックが衝突。軽トラック運転のお年寄りが犠牲となる
▽八日・南パル北側跡地に進出の決まった平井星光堂の製造工場地鎮祭が現地で
▽十二日・子供を巻き込んだ事件の発生を未然に防ごうと、各学校・PTA関係者、警察、防犯関係者が一堂に集まり安全対策強化会議を開く
▽十四日・石川島汎用機械が新町工業団地内の所有地に建設を計画している部品工場の起工式
▽十五日・上辰野、JA東日本くみあい資料が、同辰野中継基地を来年二月をめどに閉鎖との発表
▽十七日・町道中道線が全線開通し、地元主催による安全祈願祭が開かれる
▽二十一日・産学官共同プロジェクト・廃プラ油化事業の別組織移管が商工会臨時総代会で正式に決まる
▽二十五日・辰野消防署・消防団の年末特別警戒始まる
▽二十八日・官公庁や企業で仕事納め