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辰野この1年 2003(H15)

2015年12月25日

【一月】
▽一日・元旦恒例の大城山登山、今年は七十人余りが参加して新年の誓いを立てる。郵便局で年賀状配達セレモニー
▽三日・町消防団第七分団が平出法性神社境内などで伝統のはしご乗り披露
▽四日・三日未明から降った雪は町内中心部一二cmを記録。新町堰暗きょ部分に雪が詰まり、あふれた水が近くのゴルフ練習場に流れ込む騒ぎに
▽六日・官庁や企業で仕事始め。役場では矢ケ崎町長が「力を結集し住民負託にこたえて」と訓示
▽十日・上伊那地方で唯一、校庭リンクを作る両小野小で今シーズン初のスケート授業。前年に比べ一日早く滑走可能に。西小大規模改修工事(第一期分)が完了し引き取り検査
▽十二日・辰野青年会議所の新春会員大会、宮木諏訪神社と十一面観音堂では厄よけ祈願祭が営まれる。県アンサンブルコンテスト上伊那大会で辰野中が四部門で金賞受賞
▽十三日・安協の新年初出式、消防署・町消防団、町赤十字奉仕団の出初め式がそれぞれ町民会館で
▽十五日・町議会が臨時会で議員提案による「町村自治の確立に関する意見書」を可決。「税財源の地方分権実現」を関係大臣に求める
▽十六日・町商工会で新年会、町勤労協では新春レセプション・旗開きを開催。懇親を深める
▽十八日・町不況対策本部が初売りに合わせ発行したお楽しみ券の抽選会が二日間に掛けて行われる。開場と同時に長蛇の列続く
▽二十日・町内二千五百世帯に給水している中央水源の地下水に油が混入。一般家庭はじめ教育施設、病院など公共機関に影響が出る。まちでは役場内に緊急対策本部を設置し、一カ月余にわたり対応に当たる
▽二十三日・伊那消防組合を組織する六市町村による任意合併協議会が発足。大雪の影響でスリップ事故多発。町内では十五件発生
▽二十六日・町商工会、早稲田大学、経営コンサルタント会社のブレストによる産学共同プロジェクトの研究施設(廃プラスチック油化プラント)のしゅん工式が新町工業団地入り口近くの現地で。松本市で二十五日から行われた県中学校バレーボール選抜優勝大会で辰野中男子バレーボール部が三位入賞。北信越大会出場を決める
▽二十九日・北大出で民家一棟を全焼する火災が発生し、七十九歳の女性が死亡
▽三十日・宮木、南信パルプグループが計画した新規事業の住民説明会。環境配慮への要望相次ぐ

【二月】
▽二日・町内の寺院や神社で節分祭や厄よけ祈願祭がにぎやかに行われる
▽三日・上水道中央水源油混入事故で、対策本部が水質検査を踏まえて水道水の「安全宣言」を発表。対策本部も解散し、事態はひとまず終息に
▽八日・沢底区内で里の夜を彩る「アイスキャンドルin沢底」を開催
▽九日・辰野町や近隣の小、中学生が一堂に集まって合唱劇を披露するオペレッタフェスティバル・たつの2003が町民会館で開かれる
▽十二日・岡谷署などが「おやじ狩り」で十六歳四人を逮捕。管内での逮捕は初めて。町が十五年度予算編成で人事院勧告による職員給与削減分に上乗せする給与削減案を町職労に提示
▽十六日・赤羽、八島神社で今年の作物の作柄や世相を占うお筒粥(がゆ)の神事。世の中は六分八厘と前年同様のご託宣
▽十七日・日本郵政公社発足に先立ち、辰野郵便局で立ち上がり会
▽十八日・近隣同士の共生・共働を目指し、赤羽区で地域社協が発足、設立総会を開く。全町一斉で初めての蛍光管収集・破砕機を使った中間処理作業を実施
▽二十日・上辰野の民家で強盗未遂事件が発生。犯人は家人を脅し金品を要求したが、近所に助けを求められ何も取らずに逃走した。家人にけがはなく、犯人は今だに不明
▽二十一日・ほたる童謡公園下辰野側の入園料徴収が住民懇談会での同意を得る
▽二十三日・宮木区に自主防災組織・宮木地区防災隊が発足する
▽二十六日・平成十五年度当初予算案が発表される。一般会計予算総額は七十五億四千万円で前年当初比九・九%の減額
▽二十七日・上辰野で四十年間操業を続けて来た信越くみあい飼料辰野工場で閉所式
▽二十八日・町内唯一の大型店・辰野サティが売上減収などを理由にオープン五年で撤退、閉店する

【三月】
▽一日・辰野高で平成十四年度卒業式。百六十七人が新たな道へ
▽二日・県の治水・利水ダム等検討委員会駒沢川部会の公聴会が小野農民研修センターで。三十五人が公述する。小野宿問屋で特別公開
▽六日・辰野町の名物料理・ほたる丼の完成発表会
▽八日・県治水・利水ダム等検討委員会駒沢川部会が十回にわたる審議を終了。「ダム建設案」をまとめ、検討委員会への報告書提出を決める
▽十三日・町のホタル研究室で自然界より約三カ月、前年より三日早く雄のゲンジボタル一匹が羽化
▽十五日・互いに認め合う社会を目指し、男女共同参画社会づくりの集いが町民会館で開かれる。女団連で結成二十周年記念総会
▽中旬・荒神山公園内、世界昆虫館で飼育・展示しているヘラクレスオオカブトの羽が茶色と黒のツートンに変色。「タツノヘラクレスオオカブト」と命名され学会に登録される
▽十七日・町議会三月定例会がホタル保護条例、育成協力金徴収、町特別職、職員の給与削減、議員報酬削減延長などを可決し閉会
▽十八日・辰野中学校と両小野小学校で卒業式。辰野中で百九十八人、両小野小で六十一人の卒業生が学びやを巣立つ
▽十九日・町内西、東、南、川島の四小学校と両小野中学校で卒業式。卒業数は西小九十一人、南小二十八人、東小五十九人、川島小十四人、両小野中五十二人
▽二十日・町が小野地区で建設を進めていた介護予防拠点施設・小野介護予防センターがしゅん工
▽二十四日・四月一日付けで町が発令する定期異動が内示される。対象は課長級四人、課長補佐級十一人など小規模。北大出ふれあいセンターがしゅん工し、介護予防、地域福祉活動拠点としての期待が寄せられる
▽二十五日・四月の町議選に先立ち、立候補者予定説明会が役場で。定員十八に対して十五派の出席と空席目立つ
▽二十六日・町内外の営農組合・生産者・消費者で出資しながら運営する組合組織「産直いほく」の設立総会。翌年六月オープンを確認する
▽二十七日・町営住宅小野駅前団地が完成。引き取り検査が行われる
▽二十八日・塩尻市の「ふるさとの水20選」に矢彦神社の御手洗(おみたらし)が選ばれ、選定書が贈られる
▽二十九日・町婦人会が定期総会で従来の組織、運営形態を協議。自主的活動を重点にした組織への転換を決める

【四月】
▽一日・官庁や企業で始業式・入社式が行われ、フレッシャーズを迎え新年度のスタートを切る。しだれ栗森林公園が残雪のなかでオープン。消防団で新任幹部・新入団員の辞令交付
▽二日・町赤十字奉仕団で幹部辞令交付式
▽三日・町内六保育園と一児童館で入園式
▽四日・県議選が告示。上伊那郡区(定数三)には現職二人、新人三人が立候補し、選挙戦の火ぶたを切る
▽五日・荒神山公園のさくら祭りが時ならぬ雪のなかで開幕
▽十日・伊那ライオンズクラブが結成四十周年を記念して、瀬戸団治作のブロンズ像「静夜」を辰野美術館に寄贈
▽十一日・NPO法人の認証を受けた辰野自立生活支援の会あかりが共生館あさひケ丘内に事務所を移転し、新たなスタート
▽十三日・県議選の投開票行われる。定数三に対して五人が立候補した上伊那郡区では、辰野町からの候補二氏が落選。戦後初めて町から県議の灯が消えた
▽十四日・町環境審議会が、南信パルプグループによる新規事業に同意する環境保全協定について、現時点では結ぶ段階にないと町長に答申。町議会も同意する。創立九十周年を迎える辰野高校で記念事業の一環として工程周辺に桜の苗を植樹
▽十八日・町選管で町議選立候補届け出の事前審査。この日は十七派が書類審査を受けたほか、二派が届け出説明を受ける
▽十九日・桜が見ごろを迎えた町道城前線の桜並木で、城前通りがにぎやかに開かれる。県議選上伊那郡区で、一票差で落選した垣内基良氏の後援会が選挙無効を盛り込んだ異議申し立て申請書を、県選管に提出することを決める
▽二十日・町早起き野球連盟、同ソフトボール協会、同壮年女子ソフトボール協会合同の開幕式が行われ、今シーズンの健闘を誓い合う
▽二十二日・辰野町議選が告示。同日で立候補届け出を締め切った結果、定数と同数の十八人だったため四十年ぶりの無投票当選が決まった
▽二十三日・辰野町が本年度から試行的に導入した「制限型一般競争入札」を初めて実施。ほたるドーム下水道接続工事は予定価格の約五六%額で落札
▽二十五日・JR中央東線辰野線の塩尻・辰野駅間でイベント臨時列車「桃っこ電車」が運行
▽二十七日・町道中道線の改良に先立ち緊急発掘調査が行われた羽場崎遺跡で現地説明会
▽二十八日・町選挙管理委員会が選挙会を役場で開き、町議選で無投票当選した十八人の当選を確定。当選証書を付与する
▽二十九日・「みどりの日」に合わせ町内で植樹や緑化にちなんだイベントがにぎやかに
▽三十日・メーデー伊北地区大会前夜祭が町民会館で開かれ十四単組約六百八十人の組合員が団結深める

【五月】
▽三日・ゴールデンウイークの三連休初日、しだれ栗森林公園など町内の観光スポットも家族連れらでにぎわう。上島で十一面観音例祭が営まれ、今年も国の重要文化財・十一面観音立像を開帳
▽四日・かやぶきの館で能楽龍雲会大会
▽五日・七倉寺と竃鹽神社辰野分社で例大祭。経ケ岳で行方不明だった男性二人が無事下山
▽上旬・世界十数カ国で猛威を振るった新型肺炎(SARS)の相談窓口が町保健福祉課内に設置される。例年より十日早くシダレクリが芽吹き
▽七日・改選後初の町議会臨時会。正副議長は投票の結果、議長に赤羽敬一氏を、副議長に飯澤将武氏をそれぞれ決める
▽十一日・春の全国交通安全運動始まる。街頭指導などで交通安全を呼び掛け
▽十三日・南信グループで計画していた新規事業について、町が「協定結べず」と最終見解を会社側に示す
▽十六日・商工会で通常総代会。廃プラ油化実験プラント事業の早期実用化などを確認する
▽十七日・辰野高校の登校坂改良工事のしゅん工式
▽十八日・「ともに生きる心豊かなまちづくり」を目指し、ふれあい広場がにぎやかに。北部消防連絡協が町内の天竜川で水防訓練。平出見宗寺で初めての「つつじ観賞会」
▽二十一日・韓国全羅北道茂朱郡の文化観光担当者らが二十二日まで町内を訪問。蛍の研究施設やほたる童謡公園などを視察する
▽二十五日・来春に控えた御柱祭を前に宮木、諏訪神社御柱委員会が御柱木の下見。第五回塩嶺王城パークライン10マイルマラソン大会が岡谷、塩尻、辰野の三市町にまたがる同線を舞台に開かれる
▽二十六日・上横川農集排統合整備事業が完成し、排水処理施設でしゅん工式。法性神社社務所改築工事の上棟式
▽二十七日・県営総合射撃場で基準値を上回る鉛が検出された問題で、地元要請を受けた県関係部局が現地調査
▽二十八日・羽場、下井農業用水路のトンネル工事が起工
▽二十九日・町開発公社の理事会・社員総会で十四年度会計を承認。パークホテルは一億六千万円余の累積赤字
▽三十一日・東京朝日会の十五年度総会、一年ぶりの旧交を温める
【六月】
▽一日・ふる里大楽校農楽部「源上キャンパス」第三期が源上公民館などで開講
▽四日・辰野高野球部OB会がスローボールマシーン一台を野球部に寄贈
▽六日・ほたる童謡公園下辰野側(松尾峡)の観蛍客への「ホタル保護育成協力金」徴収が始まる(二十八日まで)。町や警察、消防、伊那建設事務所が参加して初の災害危険個所合同巡視
▽七日・第四十四回ほたる駅伝大会が町内特設コースで開かれる。下辰野、三輪神社総代会で同社御柱祭に向けて御柱木の仮見立て。県議選上伊那郡区の「一票差問題」で、県選管が辰野町を含む選挙区内八町村開票管理者らに対して聞き取り調査(八日まで)
▽八日・宮木諏訪神社御柱祭を前に、同社御柱委員会、地元宮木区などが御柱選木、注連掛祭
▽十三日・第五十野ほたる祭りが開幕。二十二日までの十日間にわたり各種イベント、蛍見物などで町内がにぎわう。韓国茂朱郡の郡守・金世熊氏ら視察団が来町
▽二十日・県治水・利水ダム等検討委員会が長野市で最終委員会。駒沢川のダム建設計画について「当分の間凍結」との答申案をまとめる
▽下旬・辰野町など上伊那地方の二市一町で、上伊那広域連合情報センターの課税プログラムミスから十五年度分都市計画税を余分に徴収していたことが明らかに。町では返還について七、十一、二月の納期で調整することを決める
▽二十一日・南信柔道大会五十回目と町体協創立二十周年を記念して、バルセロナ五輪金メダリストの古賀稔彦氏が来町し講演会
▽二十四日・県治水・利水ダム等検討委員会が駒沢ダム建設計画案凍結を田中知事に答申する。駒沢川流域の利水対策は部会検討の「ダム無し利水案」を採用したことから、県下すべての河川で事実上のダム無し答申に
▽二十五日・町保育園運営委員会で保育料の徴収基準改定を審議。その結果、三年連続の据え置きを決める
▽二十六日・町内のマレットゴルフ愛好家らが徳島県脇町の愛好家らと富士山コースで交流会
▽二十八日・JR東日本が中央線百周年記念事業の一環として「懐かしの急行アルプス・大糸線165系」を運行。町内通過は約二十年ぶり
▽二十九日・町消防団のポンプ操法・ラッパ吹奏大会が消防署前駐車場で。ポンプ車操法は第三分団が、小型ポンプ操法、ラッパ吹奏は第一分団がそれぞれ優勝
▽三十日・県治水・利水ダム等検討委員会から駒沢ダム建設「凍結」の答申を受けた県関係者らが、矢ケ崎町長らに検討経過と今後の方針などを説明

【七月】
▽三日・町PTA連合会が児童・生徒の健全育成対策や通学路改善などを示した要望書を町に提出
▽五日・荒神山公園ウオーターパークがオープンし今シーズンの営業開始。営農組合や生産農家、消費者で出資する直売所「産直いほく」がオープン。
▽九日・県議選上伊那郡区の「一票差問題」で県選管が辰野町など六町村の全票の再点検を決める。小野のJR中央線神明踏切で本番さながらの異常時総合訓練
▽上旬・辰野高生徒会が全校生徒らを対象にしたアンケートで、生徒の八〇%が合併反対の考えを示したことが明らかに
▽十一日・町議会が散弾の鉛汚染が懸念される県営射撃場を視察。県上伊那地方事務所林務部職員から今後の対応について説明を受ける
▽十二日・十三日までの二日間、辰野高校で「桜陵祭」、合併問題のシンポジウムも開催した。辰野青年会議所が元日本リーグ選手を招きサッカースクール開講
▽十三日・かやぶきの館恒例のミニほたる祭り。約二百人が来場して流しそうめん食べ放題などを楽しむ
▽十六日・町では四回目になる市町村合併住民説明会が始まる
▽十七日・新町区に地域防災組織が発足
▽十九日・県議選上伊那郡区「一票差問題」で、県選管が辰野町を含む選挙区六町村の票の再点検を行う
▽二十日・第七回全日本どろんこ田んぼバレーボール大会が川島渡戸地籍の特設コートで。町内外の五十六チームが参加
▽二十一日・夏のアウトドアシーズンの幕開けを告げる横川渓谷開山祭が雨のなか、大洞林道広場で開かれる
▽二十四日・夏の高校野球長野大会で辰野高校が二十八年ぶりのベスト4進出。創立九十周年に華を添える
▽二十七日・辰野高生徒会が下辰野本町一丁目駐車場で初のフリーマーケット開催
▽三十日・西天竜用水路宮所サイホンの貫通式行われる。歴史的大工事に一区切り

【八月】
▽一日・横川、瀬戸沢林道奥の山林で諏訪市の男性が熊に襲われ重傷
▽二日・愛知県と辰野町のソフトボールチームが、町内で交流
▽六日・町勤労協が町政アンケートを町に提出。「町は住みにくい」とする声が七四%
▽七日・県営総合射撃場内の土から基準値を上回る鉛が検出された問題で、県が対策についての地元説明会を開く
▽上旬・町公民館有線放送「公民館の時間」編集委員会が、過去放送した「草の根の語る私の戦争体験」を文書化し発行
▽十二日・駒沢ダム建設計画中止を受け、現地機関の関係者らが町に対して事業に対する経過や今後の方針を説明する
▽十五日・十五年度町成人式が町民会館で晴れやかに。今年の対象は昭和五十七年四月二日から五十八年四月一日に生まれた三百八人
▽十九日・県議選上伊那郡区の「一票差問題」で、県選管が垣内基良氏後援会の意義申し出を棄却。当落変わらずとの判断下される
▽二十日・田中知事が国の基準値を超える鉛が検出された県営総合射撃場を視察し「きちんと調査し対応を検討したい」とコメント
▽二十一日・ごみの不法投棄監視員制度がスタート。四人の監視員が委嘱を受ける
▽二十四日・町少年野球連盟のたつの新聞社杯争奪大会で辰野ヤンガースが初優勝
▽二十五日・住基ネット本格稼働を受けて、辰野町でも希望者に発行するICカード(住民基本台帳カード)の申請受付を開始する
▽二十六日・駒沢ダム建設中止に伴い、県の菅谷昭衛生部長ら関係職員が来町し、利水対策に向けた具体的な話し合いを町に要請
▽二十八日・町の高齢者慰問が始まる。九十歳以上の高齢者三百十人を町長が訪問
▽二十九日・町天然記念物に指定されている「天竜界のケヤキ」の枝が根元から折れる。幸い人的被害はなし
▽三十日・「防災の日」を前に町内一斉の地震総合防災訓練。主会場となった平出地区でも大規模地震を想定した総合的な訓練を展開する

【九月】
▽三日・下辰野本町一丁目商店街で子連れの猿が目撃される。被害はなし
▽六日・川島の穫の訪れを告げる川島かかし街道まつりが始まる。沢底に建設する介護予防拠点施設・地域福祉助け合いセンター(仮称)の起工式が現地で
▽七日・活(いき)活(いき)さわやかフェスティバルが町民会館、役場ロータリー周辺で開かれ、多くの町民が来場
▽十日・町議会全員協議会の席上、南信パルプグループのバイオマスボイラー発電など新規事業の計画変更が伝えられたと、町から報告される
▽中旬・福井県敦賀市が、同市の民間廃棄物最終処分場に無許可でごみを搬入した辰野町など全国二十八の自治体・団体に対し、福井県が行った行政代執行費用の一部を協力金として支払うよう請求
▽十五日・「敬老の日」に合わせ町内各地区で敬老会が開かれる
▽十八日・樋口の介護予防拠点施設、いきいきライフセンター(仮称)の起工式
▽十九日・駒沢ダム建設計画中止を受けて、今後の治水・利水対策方針を示す地元説明会が小野農民研修センターで開かれる
▽二十日・町議会が市町村合併について広く住民から意見を聴取する会を開催。態度明確化への判断材料に
▽二十一日・町自衛隊員を励ます会創立三十周年記念音楽演奏会が町民会館で開かれる
▽二十二日・小泉改造内閣で辰野町羽場出身の参議院議員・野沢太三氏が法相に初入閣。町から初めて大臣が誕生する
▽二十五日・県議会九月定例会で田中知事が前県議の垣内基良氏を非常勤監査委員に選任する人事案件を提出。町勤労協で初めての町政懇談会
▽二十六日・県の中山間地地域等生活交通確保支援事業のモデル地区を受け、町内で専門アドバイザーによる現地調査が行われる。夜間防止事故を訴える交通安全ナイターパレード開催
▽二十七日・川島下飯沼沢の町道で軽四貨物車が道路右側の電柱に衝突、運転していた箕輪町の男性が死亡した
▽二十八日・全面改築された平出法性神社社務所のしゅん工式
▽二十九日・IT社会に対応した地域形勢のための基本方針を策定する町地域情報化計画の検討委員会の初会合開かれる

【十月】
▽三日・初めての危険業務従事者叙勲が発表され、辰野町内では元辰野消防署長・中谷勝美さんと元伊那消防署副署長・唐澤保男さんが受章
▽四日、五日・各地で秋祭りにぎわう、小野旭老人クラブでは宵祭りで反戦の劇を披露
▽七日・油の混入した上水道中央水源の二つの井戸に替わる新水源として掘削した高畑水源が通水
▽九日・辰野郵便局に平成十六年用お年玉付け年賀はがき到着、この日だけで五十一万二千枚を受け入れる
▽十日・県議会九月定例会最終日の人事案採決で、垣内基良氏を非常勤監査委員とする選任同意案が否決
▽十一日・かやぶきの館が五周年を記念して各種イベントを開催
▽十三日・体育の日に併せた恒例の「日本の中心ふれあいウオーク2003」が荒神山公園周辺で開かれる。神戸で民家一棟を全焼する火災が発生、幸いけが人はなかった
▽十五日・上伊那六市町村合併の是非を巡り町が実施した住民意向調査の集計がまとまり「反対」が四六%と「賛成」の二四・五%を大きく上回る結果に。社協主催の町慰霊祭が町民会館で
▽十六日・平出法性神社の御柱木仮見立て
▽十七日・辰野中学校の欅樹黌祭が十八日まで開かれる。辰野高で地域住民との意見を取り交わす辰高フォーラム2003が開かれる
▽十八日・三輪神社の御柱木の本見立てと注連掛祭
▽十九日・町恒例のスポーツイベント・町内一周駅伝が開かれ、南部ブロックが十二連覇を果たす。神明神社の例大祭本祭りで町の無形文化財「天狗と獅子の舞」を奉納
▽二十一日・伊那消防組合の総合防災訓練が町役場庁舎で行われ、雑居ビル火災を想定した訓練を展開
▽二十二日・上辰野中道線(町道63号線)が供用開始
▽二十五日・芸術家・岡本太郎氏の作品と縄文中期の土器などを同時に展示した、辰野美術館の「縄文の森・岡本太郎と歩く」展が開幕(十一月二十四日まで)。豊南短大が創立二十周年を記念して早大教育学部教授・東後勝明氏を招いた特別講座を開く
▽二十六日・「ザ・カルチャー・イン・たつの2003」が開幕し、十一月二日まで町民が日ごろ学んでいる芸術・文化の成果を発表する
▽二十九日・辰野高でアメリカ・ニューヨークから海兵隊退役軍人、アレン・ネルソンさんを招き、人権平和学習
▽三十一日・矢ケ崎町長が上伊那六市町村による市町村合併には参画せず「自立する」との意向を示す

【十一月】
▽一日・両小野中で創立五十周年記念式典。三輪神社で御柱祭の斧入れ式
▽三日・町の各分野で功績があった人を表彰する町功績者表彰が開かれ、九人一団体に功績章を贈る。ほたるの里小学生駅伝大会がたつの海周辺コースで開かれる。町消防団が町内六会場で模擬火災訓練
▽五日・町の十六年度予算編成会議、当初予算は経常経費等含め前年比七%減を目標に掲げる。町商工会で永年金属優良従業員表彰
▽上旬・南信パルプグループが計画していた一連の新規事業を断念する
▽八日・協心・共感の輪をテーマにJA上伊那まつり(辰野会場)が九日まで開催される。宮木諏訪神社で御柱木の斧入れ祭と伐採
▽十二日・町議会が全員協議会で、矢ケ崎町長が示した「上伊那六市町村合併に参加せず、当面は自立」との見解を了承する
▽十四日・県高野連が選んだ今年度優秀選手の一人に辰野高野球部前主将の春日秀之君が選ばれ、松本市で表彰式。JR東日本長野支社松本地区の異常時総合訓練が小野のJR中央線枝切付近で行われる
▽十五日・男女共同参画社会づくりの集いが町民会館で開かれ、身近な男女差別を考える
▽中旬・羽場の羽場祭礼同志会が「十五年度ふるさとづくり賞」の振興奨励賞を受賞
▽十八日・上伊那六市町村任意合併協議会の席上、辰野町は「自立の道を模索する」として箕輪町とともに離脱を正式に表明
▽十九日・知的障害者の生活支援を目的とした障害者支援センターの起工式が北大出地籍の現地で。第二次小泉内閣で辰野町出身の参議院議員・野沢太三氏が再任、二十二日には町内で国政報告会も
▽二十二日・自主活動開始から五年が経過した辰野ほたる太鼓が町民会館で初のファーストコンサート
▽二十三日・各地区で収穫感謝祭や農産物品評会がにぎやかに。宮木諏訪神社でも一年の実りに感謝する新穀感謝祭が開かれる
▽下旬・第三回ふるさとCM大賞NAGANOで辰野町が応募した「ほたるも楽しく暮らす町」が知事賞を受賞
▽二十八日・町議会臨時会で町一般職員の給与と期末手当、常勤特別職、町議員の期末手当引き下げを原案通り可決、町一般職の給与は月額計三・〇七%の引き下げに
▽二十九日・町バレーボール大会開催二十回を記念して、紅白対抗十時間バレーボール大会が町民体育館で
▽三十日・平出法性神社の御柱木斧入れと伐採

【十二月】
▽二日・旧辰野サティ建物を購入した諏訪地方のアミューズメント業者が会見し、後利用について会見。スーパーマーケットや遊戯場など複合施設とする考えを明らかに
▽五日・国道153号線徳本水カーブの改良について、県伊那建設事務所が現道拡幅を検討する考えを示す
▽六日・野球愛好者らでつくる南信スポーツ振興会が企画して、元PL学園野球部監督の中村順司さんが豊南短大で講演。町少年野球連盟が創立三十周年を迎えマリーパレスたつので記念式典を開催、辰高野球部池田剛幸監督の講演も
▽九日・川島渡戸で住宅一棟を全焼する火災が発生し、火を消そうとした家人二人が軽いけが
▽十三日・辰野ロータリークラブが創立四十周年記念式典を開催
▽十七日・町議会十二月定例会最終日、議員発議により提案されたイラクへの自衛隊派遣への意見書二件が否決、放置自動車防止対策をうたった条例制定はは原案通り可決する
▽十九日・大型店進出に伴う移転補償費に絡んだ民事訴訟の損害金支払いを巡り、住民グループが当時の町長を相手取り起こした住民訴訟が終結。
▽二十日・町内でも今冬初の雪、積雪量は〇・五cmだったが市街地は一面の銀世界に
▽二十二日・町上水道運営審議会が、町から諮問のあった上水道料金改定について、十六年度中に二十一立方・当たり一五・九%引き上げる案を答申する
▽二十六日・官公庁、企業などで仕事納め、役場では矢ケ崎町長が「来年は自立に向けた取り組みを」などと訓示