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諏訪この1年 2001(H13)

2016年1月12日

【一月】
▽一日=カウントダウンイベントで二十一世紀を迎える。
▽十日=国保運営協議会が国保税応能割賦課方法の平均七・一一%引き上げ答申。二月十五日には二号保険者の介護保険納付金課税額の平均三〇・六四%の引き上げ答申。
▽中旬=連日の厳しい冷え込みで諏訪湖の御神渡りに期待高まる。結局、下旬の大雪で湖面全体に発泡スチロールをかぶせたようになってしまい”実入り申さず”の三月三日苦渋の奉告。
▽十八日=開設二十年目の中央道諏訪インターの利用台数が一億台に到達。
▽二十日=三十六cmの積雪。
▽二十六日~二十七日=観測史上初の豪雪。諏訪で六十九cmを記録。中央道やJR中央東線がマヒし、幹線道路も大渋滞。コンビニなど一部商店では商品が入らず市民生活にも影響。JR中央東線にはラッセル車も。市では雪害対策本部設置し、市長が防災行政無線で除雪協力を呼び掛ける。除雪に伴い補正予算も。アイスキャンドル二日目は中止に。倒壊ハウスは九棟。

【二月】
▽二日=豊田小川で住宅全焼。
▽五日=小和田の甲立寺の山門が、屋根に積もった雪の重みで倒壊。
▽八日=四賀普門寺で空き家と土蔵全焼。
▽九日=学校給食用の米を新年度から地元産の「諏訪湖ひとめぼれ」使用へ。
▽中旬=市博物館収蔵の清昌院殿のひな人形は二代目舟月の作⊆の新説を吉徳資料室研究員の是沢博昭さんが唱える。
▽十八日=お舟祭り成功に、上諏訪・四賀・豊田地区の御頭郷奉賛会発足。
▽二十一日=十三年度一般会計予算案過去最高の百八十三億円。高島小全面改築、湖南デイサービスセンター建設などの大型事業で十二年度当初を〇・九%上回る。
▽二十一日=総合体育館建設目指し市体育連盟がプロジェクトチーム発足。
▽二十三日=湖南デイサービスセンターの基本設計が市民への説明会で了承される。
▽二十六日=行政改革推進委員会が第三次市行政改革大綱案を原案通り答申。
▽二十八日=貞松院のシダレザクラ市文化財指定答申。三月十五日の市教委で正式決定。天然記念物十八件目、市文化財で百十八件目。

【三月】
▽一日=湖南デイサービスセンターの名称「西山の里」に決定。
▽三日=諏訪市がISO14001取得。
▽六日=学校給食調理民間委託、四月から城北小で実施へ。
▽九日=旧日赤跡地への諏訪署誘致困難との見通しを市長が議会に示す。
▽十日=中洲小特別教室棟しゅん工式。
▽十六日=市清掃センターの灰固形化施設稼働。
▽二十三日=市人事異動で情報推進係新設。
▽二十三、二十四日=諏訪工業展2001に七十三企業・グループ。
▽二十八日=四代目諏訪湖クイーンに温井理津子さん。
▽三十一日=諏訪市勤労会館が二十八年の歴史に幕を閉じ閉館。
▽三十一日=働く婦人の家・勤青ホームの浴場閉鎖、シャワー室に改修。

【四月】
▽十日=市議会議運が政務調査費条例案策定で市民代表の意見聴く。
▽十日=まちづくり支援施策「おらほのまちづくり事業」説明会に約九十団体百人。
▽十一日=障害児対象の学童クラブ「養護学校小学部学童クラブ」が城南小校内で開設。
▽十四日=間欠泉センター隣に足湯完成。大好評で大入り。
▽十七日=四賀細久保で住宅全焼。お年寄りが焼死。
▽二十日=市議会議運で政務調査費年額十二万円の条例素案まとめる。六月定例会で議決。
▽二十三日=市花・市木制定委員会は市制施行六十周年で市花に「ニッコウキスゲ」、市木に「カリン」を追加指定を決定。
▽二十六日=蓼科ダム計画関連で田中康夫知事が来諏。上川河口、鷹野橋付近などを視察。
▽二十七日=市農政審議会が豊田清雲開の温水利用型健康施設建設予定地二・四七→の農業振興地域除外を了承。
▽二十八日=大型遊覧船諏訪湖一周料金が大人千二百円から八百円、小学生五百十円から四百円に引き下げ。平成四年に引き上げ改定後の引き下げ見直しで、利用アップに期待。
▽二十八日=豊田の旧県道諏訪辰野線の鴨池、武井田、新川にかかる三橋架け替えが終了し供用開始。
▽二十九日=諏訪湖の観光シーズン告げる諏訪湖開き。

【五月】
▽一日=小和田南の市道でお年寄りが乗用車にはねられ死亡。
▽八日=城北小を除く市内小中学校の学校評議員五十五人を委嘱。
▽十一日=中央防災会議の座長を務める溝上恵東大名誉教授が来諏。東海地震の地震防災対策強化地域に諏訪湖周辺指定が議論の対象にしたいとの意向示す。
▽十六日=市議会臨時会で議会人事ポスト決める。議長に小泉坂男議員、副議長に赤羽喜州議員。
▽二十三日=旧日赤跡地への諏訪署誘致の正式断念を市が地元に報告。
▽二十五日=諏訪、茅野両市が公共下水道相互委託協定書に調印。
▽二十六日=日独環境まちづくりセミナー、湖沼シンポジウム開催。
▽二十六日=霧ケ峰開山祭。
▽二十八日=三面張りのコンクリート水路に頼らない水路改修でせせらぎ復活事業を採用へ。渋抜川改修から実施へ。
▽二十九日=プロポーザル(公募型技術提案方式)により地域イントラネット基盤整備事業システム構築事業者に地元ケーブルテレビ会社選定。
▽三十日=元NEC上諏訪支店二社員をパソコン詐取容疑で逮捕。被害総額は一億円超とみて捜査。
▽三十一日=諏訪湖祭湖上花火大会実行委員会でさじき席料金三年ぶり値上げ決める。ます席は七万五千円から八万円に。
▽三十一日=温水利用型健康運動施設建設に市民の声聞く懇談会開催。七月初旬には市民要望の強かった屋外五十mプール整備を決める。

【六月】
▽十三日=市教委が学校温泉施設を原則的に更新しない方針を議会で示す。ボイラー給湯に移行へ。
▽二十四日=奉納式幹事会が諏訪大社上社に横綱貴乃花の優勝額奉納。
▽二十六日=現地組み立てのプレキャスト工法による公募型指名競争入札で行った高島小校舎全面改築工事で、技術資料提出期限を過ぎても参加企業がなく、市が関係企業から事情を聴く。市議会総務委員協議会でも二十七日には市側に説明を求めた。出資比率の折り合いがつかなかったことが最大の要因と市。七月四日には仕組みを変えて再度公募型指名競争入札で参加希望JV募る。

【七月】
▽一日=市消防ポンプ操法大会。ポンプ車七分団、小型五分団優勝。十五日の諏訪地区大会ではラッパが王座奪還し県大会出場を決める。
▽二日=諏訪湖温泉旅館組合が従業員対象に市内の観光施設研修。
▽五日=県警が諏訪署移転先は大和の市営プール一帯を希望の意向。二十三日夜の大和地区説明会では地元をないがしろにしているとの猛反発の声。
▽十三日=十二年度国保特別会計決算が五年ぶりに実質黒字に。
▽十九日=文化財専門審議会が諏訪社遊楽図びょうぶと穴場遺跡18号住居址出土遺物の県宝候補二件申請決める。
▽二十日=諏訪湖で泳ごう2001。三十四人が湖畔公園から初島往復。
▽二十三日=明石市の将棋倒し事故を教訓に、諏訪湖祭湖上花火大会で駅西口の自由通路閉鎖時間延長へ。
▽二十八日=二十二年目の諏訪よいてこ。千九百人が踊りの波。
▽二十九日=参院選長野県区で吉田博美(自民新)、羽田雄一郎(民主前)両氏当選。前職小山峰男氏涙。
▽下旬=記録的な少雨で、諏訪湖の水位が低下し手長エビ漁などに影響。降水量は平年の五%以下。

【八月】
▽一日=御頭郷の上諏訪・四賀・豊田の奉仕で諏訪大社下社お舟祭り。スムーズで見本となる曳行と高い評価受ける。
▽三日=湖南デイサービスセンター起工。建設費は約三億六百万円。デイサービス、在宅介護支援センター、訪問看護ステーション、多世代交流室など設け十四年四月一日オープン目指す。
▽四日=元代議士の小川元氏政界の引退を表明。
▽十日=市制施行六十周年記念式典。還暦の節目に市政発展功労者・団体表彰。
▽十日=難航の高島小校舎改築工事は六JVの公募型指名競争入札で戸田・スワテック建設共同企業体が九億一千四百万円で落札。電気は日栄電気が七千八百万円、機械設備を杉村設備諏訪営業所が一億二百万円で落札。工期は十四年十月末。二十九日には、ようやく起工式。
▽十五日=二十一世紀初の諏訪湖祭湖上花火大会に四十五万人。
▽十七日=JA諏訪湖とJA諏訪みどりの合併研究委員会発足。来年二月末までに方向取りまとめへ。
▽二十日=地域づくり支援施策おらほのまちづくり事業に、中洲地区、大熊区、強清水自治会、有賀区の四団体の事業が認可。
▽二十五日=諏訪はひとつ合併推進協議会シンポジウムで富士見町、原村を除く四市町に可能な市町村の段階的合併実現を求める要望書を提出。その後、広域連合としてはあくまでも六市町村合併が前提で、四市町への要望書については協議の議題にも挙げない⊆とした。
▽二十九日=諏訪湖温泉旅館組合が市営プール所在地への諏訪署移転に実質反対の意見書を観光協会に提出。さらに三十日には諏訪環境まちづくり懇談会が観光・文化ゾーンへの移転に反対表明。一方、三十一日開いた地元大和地区での懇談会では賛否双方の意見交換がなされた。

【九月】
▽一日=防災の日に合わせ、市内で初の夜間の地震総合防災訓練実施。
▽二日=新作花火大会に三十万人。
▽三日=一般会計補正予算に除雪機導入など大雪対策や学校内緊急連絡電話設置など十二億九千六百万円余。
▽三日=中洲福島でマレーシアの就学生が軽ワゴン車にはねられ死亡。
▽七日=住民参加でともに支え会う地域社会づくりを目指したふれあいのまちづくり事業推進会議発足、委員十三人。
▽十一日=高島のコンビニエンスストアに強盗。現金約十一万円を奪い逃走。防犯カメラの映像などを公開し懸命な捜査も有力な手掛かりが得られていない。
▽十三日=車山山頂付近の散策路に東京の公務員男性の操縦するグライダー不時着。
▽十五日=本町の空き店舗を活用しただれでもサロンオープン。子供から高齢者までの気軽な交流、集まりの場としてにぎわい、重い買い物も安心のハートフルかみすわ宅配所も好評。
▽十六日=体育振興の先駆者・山本喜市氏の顕彰碑建立十周年を記念し標識塔新設。
▽十七日=大雪の重みで倒壊した小和田の甲立寺山門上棟式。十月二十八日落慶法要。
▽十九日=市中小企業金融審議会は市の七制度資金の利率を〇・二〜〇・三%引き下げへ。
▽二十日=諏訪市勤労者協議会が四十五年の歴史に幕を閉じ解散。
▽二十一日=県一般会計補正予算に諏訪二葉高校大規模改築工事で太陽光発電設備設置費一千五百万円計上。
▽二十一日=市が市町村合併庁舎内調査研究委員会立ち上げ。
▽三十日=諏訪ロータリークラブ三十周年の節目の式典。

【十月】
▽一日=新教育委員長に中島伸一氏。
▽三日=諏訪地方を中心に暴走行為を繰り返していた五グループ十四人の少年摘発。
▽四日=諏訪署移転新築を支持する会発足。反対派は撤回求め看板設置と十一日には市長に陳情。
▽十二日=東海地震防災対策強化地域指定を求め諏訪六市町村と広域連合が防災担当大臣の村井仁国家公安委員長に要望。
▽二十二日=信大山地水環境教育研究センター(旧臨湖実験所)開所式。大学直属施設として改組しスタート。
▽二十四日=商議所新議員総会。山崎壮一会頭続投、遠藤智義、高橋昭夫両副会頭再任、新しく岩波章八副会頭、堀内義彦専務理事。
▽二十四日=市とエス・エス・ブイが災害時応援協定締結。
▽二十四日=温水利用型健康運動施設の設計プロボーザルに十五社。十一月六日には選定委員会が書類審査で五社に絞り込み。
▽二十七日=女子十六回県高校駅伝大会で五年連続十二回目の優勝を目指した諏訪実業は松商学園に及ばず二位。都大路への切符手中にできず。
▽二十七日=霧ケ峰高原の雑木で百四十人のボランティア処理作業に汗。
▽二十七日=新鮮、安全、安価を売りに、さざなみ新鮮市六周年。

【十一月】
▽三日=四氏に秋の叙勲。山川博臣氏に勲四等旭日小綬章、小飼康平氏、守屋之子さんに勲五等瑞宝章、小松通明氏に勲六等単光旭日章。
▽五日=諏訪赤十字病院諏訪湖側敷地内にヘリポート整備。空からの患者受け入れ体制整う。
▽六日=高齢者生きがいづくり事業で七団体に一律五万円の補助金交付。
▽十二日=温水利用型健康運動施設用地五十七個人一団体の二万五千二百九・九八平方mの売買契約調印。
▽十五日=中洲下金子交差点で出合い頭事故。軽トラックの茅野市の男性死亡。
▽二十五日=市議会有志が合併問題懇談会発足。
▽二十七日=市が財政状況のバランスシート(貸借対照表)公表。資産六百八十四億円、負債二百二十九億円。正味資産(自己資本)比率と流動比率は増加、固定比率と負債比率が減少し、健全に推移と市。
▽三十日=大雪対策事業で各地区に小型除雪機配備。ドーザー型十五台、ロータリー型三十台。

【十二月】
▽二日=JA諏訪湖いちご園で、イチゴの直売所オープン。十八日から三日間、地域住民にお披露目開放し一足早くもぎ取りを楽しんだ。十四年元日からは本格的なイチゴ狩りがスタート、新たな観光資源として期待。
▽四日=国道20号線諏訪バイパス早期実現に向け市議会の議員有志が連盟発足。
▽四日=JA諏訪湖地域食材供給施設起工式。イチゴやリンゴジャム、もち米加工のおこわ、もち、漬物、そう菜など地域の食材を生かし付加価値の高い加工食品加工販売施設として三月しゅん工目指す。
▽四日=放火による焼失から約二年半。神宮寺の法華寺でまずは庫裏がしゅん工。
▽七日=東南海地震から五十七年。体験者の会が初の語る会。体験談を生きた教訓として今後の防災対策に生かしてと訴えた
▽九日=中町公会所落成。
▽十日=来年度から西山、強清水両地区の住民対象に路線バスの格差是正に証明用パスポートを配布し、市が利用料を一部負担へ。
▽十一日=情報公開で来年度から学習指導要録の一部(評定)を開示へ。
▽中旬=湖南大熊区から約百六十戸の県営湖南団地が独立し、十四年元日からあさひ区としてスタート。市内九十九番目の区。
▽十九日=市とアップルランドが災害時応援協定締結。
▽二十一日=湖南デイサービスセンター西山の里多世代交流室運営協議会発足。愛称は「なかよし広場」。
▽二十一日=子育てプラン策定で初の学識経験者会議。二十五日には庁内五課長、十八係長から推進研究委員会発足。
▽二十二日=温水利用型健康運動施設の設計者選定委員会を一般公開。初のプロポーザル方式の公開プレゼンテーションで東京・渋谷区の日総建が選ばれた。