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茅野この1年 2004(H16)

2016年1月12日

【1月】
▽元日=御柱年が穏やかに開ける。上社御柱祭関係では抽籤式でよい御柱を引こうと、元日から上社もうで始まる。
▽十一日=消防出初め式。一年間の無災害への願いを込めて威風堂々の分列行進。
▽十二日=茅野市成人式。市民会館建て替えの関係で式典会場をマリオローヤル会館に移して実施。七百四十人が大人の仲間入り。
▽十三日=金沢の独り暮らし老人宅に二人組強盗。現金など奪って逃走。
▽中旬ころから御柱祭に向けてのめどてこ作りや乗り方の練習など始まり、各地区で次第に熱を帯びはじめる。
▽二十八日=上社の御柱木伐採は三月十八日、十四日には火入れ式を行うこと決まる。茅野市の市町村合併に関する住民アンケート回収が締め切られ、回収率は七一・一八%に。

【2月】
▽六日=諏訪地域四市町合併に関する住民アンケートの結果が公表され、反対の意思表示が賛成を三倍近く上回る六七・四%となり茅野市と湖周市町合併は厳しい状況に。
▽八日=春高選抜バレー県大会で東海大三女子が二年連続四度目の優勝、三月の全国大会出場へ。
▽九日=市議会全員協議会の席上、矢崎市長は住民アンケートの結果を受けて、合併協離脱を示唆。
▽十三日=市議会全員協議会の席上、矢崎市長は合併住民アンケートの結果を尊重し「茅野市として四つの市町での合併については離脱をしたい」と述べ、合併協議からの離脱を正式に表明した。
▽十五日=上社御柱祭の曳行担当を決める抽籤式が諏訪大社上社本宮幣拝殿で行われ、八本の担当地区が決定。本宮一の柱は玉川・豊平、前宮一は湖東・北山・米沢に。
▽二十一日=曳行分担の柱が決まったことで各地区では一斉に動きが出はじめ、上原区がトップを切って綱打ちを開始。
▽二十三日=宮川高部地区の馬場相本土地区画整理事業が完工し、完成式典開かれる。
▽二十五日=新年度予算発表。一般会計総額は過去最高の二百三十七億五千万円に。

【3月】
▽六日=玉川・豊平の両地区は、綱匠の指揮で本宮一御柱の元綱と二番綱の綱打ちを熱気のなか実施。
▽十四日=山作り衆の伐採に向けた安全祈願祭である山之神祭、御柱祭の伐採で使用する神斧などを火にかざして清める火入れ式。十五日には御小屋明神奉告祭。
▽十六日=市都市計画審議会が茅野駅西口の土地区画整理事業など三案件を了承。
▽十七日=北山糸萱で建設会社の作業所二棟を全半焼。
▽十八日=立科町で諏訪大社御柱用材の伐採。諏訪地方以外からのご神木調達は有史以来初めて。
▽二十四日=伐採されたご神木の搬出作業。
▽二十八日=上社木落し坂で安全祈願の清め火祭り。
▽三十日=宮川高部の市道にかかる下馬橋がしゅん工し渡り初め。

【4月】
▽二日=新世紀最初の諏訪大社上社御柱祭が雨中の開幕。山出し初日の人出は五万人。
▽三日=好天に恵まれた祭り日和で三十一万人の人出。勇壮な木落しや川越しを大観衆は満喫。
▽四日=山出し最終日。前夜からの雨が雪に変わり冬に逆戻りしたかのような冷え込みと悪天候のなか八本の柱が無事御柱屋敷に引き付けられた。雪中の大舞台となった木落し坂や川越しの宮川では男たちの熱いドラマが展開された。人出は十万人。三日間の通算では四十六万人の人出。
▽十四日=松本ろう学校のきこえの教室茅野分室が永明小学校内に開室される。
▽二十九日=春の叙勲で、茅野商工会議所の小川哲男会頭に旭日小綬章、元郵政事務官の清水稔氏に瑞宝単光章決まる。

【5月】
▽二日=諏訪大社上社御柱祭の後半を飾る里曳きが、絶好の祭り日和のなか開幕。華やかな御柱絵巻が繰り広げられる。初日の人出六万八千人。
▽三日=里曳き二日目。前宮四本の柱が建御柱。人出二十五万人。
▽四日=雨のなかでの里曳き最終日。三日目の人出は九万五千人で、三日間を通じては四十一万三千人の人出で前宮、本宮周辺はごった返した。本宮四本の建御柱も終了し、氏子を完全燃焼させた上社御柱祭は六日間の全日程を終えて閉幕した。
▽十二日=市議会の申し合わせによる任期満了で、委員会の正副委員長を互選。
▽十六日=玉川神之原の原充さんがアマチュア最高位の囲碁八段を取得。
▽十八日=洋画家で日展会友の篠原昭登さんー中大塩ーが第三十六回日展の審査員に委嘱される。
▽二十九日=JA諏訪みどりとJA諏訪湖が合併して三月一日発足した信州諏訪農業協同組合(JA信州諏訪)で初の総代会。

【6月】
▽三日=茅野交安協会茅野支部長に伊藤祖衛武氏決まる。
▽四日=市監査委員に北原國男氏決まる。
▽五日=茅野市は、行財政改革推進市民委員会の設置条例案を市議会に提出。
▽六日=第五十回の八ケ岳開山祭が雨のなかで開かれる。主峰の赤岳では赤嶽山神社の御柱祭も。
▽七日=美サイクル茅野が環境大臣賞受賞
▽十八日=夏の観光シーズン到来を告げる白樺湖まつり盛大に。
▽二十七日=市消防団のポンプ操法大会。ポンプ車は四年連続で玉川分団、小型は二年連続でちの分団、ラッパ吹奏は八年連続で豊平分団が優勝。
▽二十八日=城山の民家で無職の男が妻を殺害し、長女にも切り傷追わせて逮捕される。

【7月】
▽四日=宮川の川越し場近くにある親水公園に、平成十年御柱祭・本宮一の柱を建御柱。
▽六日=新市民会館の愛称が『茅野市民館』に決まる。
▽九日=国道152号線柏原バイパスで音無会、諏訪建設事務所、茅野市がアダプトシステム導入協定締結。
▽十二日=地域文化創造が初の取締役会、代表取締役の矢崎市長をはじめ役員を選任。
▽十三日=自主防災検討委員会が検討結果を矢崎市長に最終報告。
▽十四日=夜、白樺湖西側の国道152号で普通乗用車と衝突したオートバイの男性が死亡。市内では今年に入り三件三人目。
▽十五日=茅野市行財政改革推進市民委員会立ち上げ。
▽十七日=彫刻家矢崎虎夫氏の生誕百年記念展示会が蓼科高原美術館で始まる。
▽十八日=県中学校体育大会軟式野球で長峰中が優勝し北信越大会に。
▽二十日=茅野市ふれあい里山づくり推進協議会発足。
▽二十四日=家庭教育センター内にちの地区こども館と市図書館分室オープン。
▽二十九日=昨年十月にオープンした玉宮温泉・望岳の湯入場者が十万人に。
▽三十一日=女子サッカーの茅野ビエント・レオナが県女子ユース大会で初優勝。

【8月】
▽一日=ばんばの池公園完成セレモニー。
▽七日=第二十九回茅野どんばんがにぎやかに開かれ三千六百人の流し踊り華やかに。
▽八日=白樺湖畔のすずらんの湯が二号井戸源泉に切り替え。
▽十日=茅野市内で初めてのコイヘルペス感染のコイ確認される。市勤労協の定期大会で今年度中の解散決まり、五十年の歴史に幕。
▽二十日=老人ホーム、痴ほう性高齢者グループホーム、高齢者向け市営住宅を複合した施設建設の安全祈願祭・起工式。
▽二十二日=駅前あんどん祭り
▽二十八日=第二十四回諏訪郡市教職員バレーが諏訪、茅野の八会場に六十八チームが出場して熱戦展開。

【九月】
▽一日=カード化を進めている茅野シール協同組合のシンボルキャラクター『まるっち』とネーミング『ハッピークローバーカード』決まる。JA合併に伴い諏訪農工連が「JA信州諏訪生活部食品加工課」に名称変更。
▽七日=宮坂英弌記念尖石縄文文化賞受賞者に千葉県市川考古館長・堀越正行さん決まる。
▽十五日=米沢小に四十年間保管されていた「尺時計」修復が終わり、元同校教諭の内山明彦さん塩尻市が米沢小に届ける。
▽十七日=老朽に伴い現地建て替えする中央保育園の起工式・安全祈願祭。母子通園訓練施設併設の保育園建設は県内で初。教育委員に牛山英彦、柳澤雅之の二氏決まる。
▽二十三日=旧建築基準で建設の小中学校を来年度から順次耐震工事実施。
▽二十六日=新市民会館「茅野市民館」の上棟式。来年六月にしゅん工式、十月にグラウンドオープンを予定。
▽三十日=任期満了で両角源美教育長が退任。

【10月】
▽一日=茅野市教育委員会の臨時会で教育委員長に北原東一氏、教育長に牛山英彦氏決まる。
▽四日=茅野市観光連盟がアウトドアによる八ケ岳岳麓の観光資源を有効活用しようとアウトドア都市宣言。
▽五日=茅野商工会議所の小川哲男会頭が月末の任期満了で勇退、後任に副会頭の牛山今朝治氏を推薦することを会見。
▽九日=十一月三日発令の危険業務従事者叙勲で、元長野県警警視正の仲町、河内正光氏が警察功労で瑞宝双光章受賞決まる。
▽十日=茅野市内で小宮祭ピークに。
▽十一日=二月二十六日に長野市を主会場に開幕するスペシャルオリンピックス冬季世界大会の「五百万人トーチラン」が茅野市内で開かれる。
▽十二日=茅野商工会議所女性会十周年記念式典。
▽十三日=玉川神之原に誘致の私立保育園事業者に「信州福祉会」を選定。
▽十六日=横内土地区画整理事業完了でしゅん工式。
▽十八日=茅野商工会議所で役員改選後初の臨時議員総会。会頭に牛山氏、副会頭に柿沢拓、木村博、宮坂孝雄氏決まる。
▽二十二日=河原の湯温泉で源湯を二号井に切り替え。
▽二十四日=高原の都市エコフェスタ2004が諏訪東京理科大学を会場に開かれる。
▽二十五日=県文化財保護審議会で湖東、中ッ原遺跡出土の仮面土偶(仮面の女神)を県宝指定する答申。
▽二十七日=玉川に建設の私立保育園名称が「玉川どんぐり保育園」に決まる。
▽二十九日=第七回小津安二郎記念蓼科映画祭が三日間の日程で始まる。

【11月】
▽五日=イースタンが創立四十三周年記念式典の席上、「茅野市民館」のオープニング諸行事に使用してほしい、と茅野市に一千万円を寄付。
▽七日=全国高校サッカー選手権長野県大会決勝で東海大三が松商学園を2ー0で下して初優勝、全国大会出場を決める。仮面土偶が県宝に指定。
▽八日=国道152号アダプトシステム協定として宮川安国寺、諏訪建設事務所、茅野市の三者が締結。
▽十二日=茅野市が来年一月からエルシーブイを利用して茅野市行政チャンネルの放映を開始。
▽十三日=市家庭教育センター内に市男女共同参画センターオープン。
▽十六日=上原の茅野市播磨小路土地区画整理事業で起工式。実施面積は七十一。
▽十七日=未明に金沢木舟の国道20号線で、乗用車と大型トラックが衝突、乗用車の男性が死亡。管内で五人目の死者。
▽二十日=東海大三サッカー部の県大会初優勝祝賀会。サッカー部後援会も発足。
▽二十一日=諏訪中央病院で在住外国人を対象にした健康診断、四十人が受診。
▽二十二日=河原温泉入場者が百万人に。市議会が議長専用車廃止など改革内容を発表。
▽二十六日=午前、玉川菊沢の県道交差点で軽トラックとトラックが出合い頭に衝突、軽トラックの男性が死亡。管内で今年六人目の死者。
▽二十八日=茅野シール協同組合のハッピークローバーカード運用を開始。発足イベントにぎわう。

【12月】
▽一日=暖冬、雪不足のなかピラタス蓼科スノーリゾートが仮オープン。
▽四日=電脳広場ベレックのEPSON館入場者二万人に。
▽8日=市議会十二月定例会に茅野市民館条例を提案。
▽十三日=市議会一般質問で矢崎市長が、新年度から地区センターを地区コミュニティーセンターとし、職員の二人体制も検討している旨の答弁。
▽十四日=議会改革特別委員会が「五人減」の定数削減たたき台全協に示す。
▽十五日=夜、宮川茅野の国道20号線で横断中のお年寄りが乗用車にはねられて死亡。茅野署管内で今年七件目、うち五件が20号線。
▽十六日=蓼科ダム開発の臨時株主総会に清算事務終了報告。
▽二十一日=市人権擁護委員会が本年度の人権の花運動で、花を育てた金沢小に感謝状送る。
▽二十四日=玉川豊平地区頭郷総代会が「本宮一」の御柱祭写真集発刊。こまくさ福祉会の「特別養護老人ホーム白駒の森」地鎮祭。
▽二十六日=第八回白樺湖氷燈祭クリスタルフェスティバルが昨年より五日早く始まる。
▽二十七日=宮川茅野にある市内唯一の銭湯「松の湯」が今月末で廃業し、七十年余の歴史に幕。国際スケートセンターで二十九日までの三日間、第三十一回全日本スプリントスピードスケート選手権大会初開催。