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岡谷この1年 2009(H21)

2015年12月25日

【1月】
▽五日=岡谷商工会議所が緊急経済対策室を設置。無料で専門家の派遣も。
▽九日=岡谷市民新聞社主催の第四十四回新年祝賀会が開かれ、約百人が出席して決意を新たに。
▽十三日=寒の土用丑の日にあわせ、岡谷市内の小中学校で行われているうなぎ給食が食材費高騰の影響で中止の見通しに。
▽十六日=岡谷市病院事業が市立岡谷病院に「糖尿病センター」を開所。
▽十八日=「うなぎのまち岡谷」の会が提唱する「寒の土用丑の日」キャンペーンの一環でうなぎ供養祭。
▽二十一日=岡谷市と岡谷商工会議所主催の国の雇用安定化を図る説明会で、地域の厳しい経済状況が浮き彫りに。
▽二十二日=旧岡谷市御頭郷祭典委員会が発足。
▽二十四日=岡谷商工会議所の「おかや産業観光推進事業」の本格稼働を前に、モニターツアーが開始。関東地方の家族五組がキットコンベアなど岡谷のものづくりを体験した。

【2月】
▽六日=湊のブラジル人学校あしなが学園が二月末で閉校へ。急激に悪化した景気の影響で月謝が払えなくなった家庭が増え、生徒数が減少したのが理由。
▽七日=県バレーボール協会名誉会長で、名指導者の原敏さんをしのんで「原敏氏をしのぶ会」。
▽八日=やまびこスケートの森アイスアリーナが入場者百万人を達成。
▽十五日=岡谷市国際交流協会主催の国際座談会が開かれ、在住外国人が「派遣切り」をテーマに懇談。
▽十七日=市国保税の引き上げに反対して「市民の会」が発足。
▽十八日=雇用促進住宅の存続をめざして川岸宿舎に暮らす役員有志らが雇用促進住宅の廃止撤回と存続を求める署名運動を開始。
▽十九日=岡谷市は市議会全協に報告した改革プラン中間報告で、市立岡谷、塩嶺両病院の施設一本化の方針を示す。
▽二十二日=進友会が全日本綱引選手権で、三年ぶりに王座を奪還、三度目の優勝で、世界大会への出場を決めた。

【3月】
▽一日=中央通りの商店街に春を呼ぶ「ひなの吊し飾り」が登場。
▽五日=市と市病院事業は、市議会全協に市病院改革プランを最終報告。市立岡谷、塩嶺両病院の施設集約後は二百九十四病床に圧縮することを示す。
▽六日=市議会定例会で国保税率の改定をめぐり議案質疑が白熱。国保税の値上げ中止を求める市民の会が市と市議会に引き上げ中止を求める陳情を提出。
▽十二日=岡谷市と岡谷商工会議所が策定していた新工業活性化計画が完成。「超精密微細加工の集積地」形成を目指す内容。
▽十五日=中央通り五、六、七丁目商業会が「伊豆の海の幸まつり」で行うメーンの東伊豆町海産物即売会が行われ人気。
▽十七日=国保税率の一部改正案が市議会三月定例会で賛成多数で可決。激変緩和などを求め異例の付帯決議も。
▽二十日=岡谷市が定額給付金の支給開始。
▽二十九日=中央町一の童画館通り沿いに建つ「お福稲荷大明神」の鳥居が完成し、「おふく(29)の日」イベントとして、長さ二十九?のうなぎの巻きずし作りが行われた。

【4月】
▽一日=中田富雄副市長が就任。
▽十二日=西堀区の名木保存会が二年ぶりに「コブシの花占い」を行い、「中の上」のご託宣。
▽十六日=西堀区と武井武雄の生家を考える会が今井竜五市長に、童画家武井武雄生家の保存を要望。
▽十八日=山手町の森林内に伐採、建御柱など御柱祭にかかわる研修の場「御柱研修パーク」が開設され、岡谷総郷が安全祈願祭。
▽十九日=童画家、武井武雄の物語に登場する「あるき太郎」をモチーフに、市が新たに企画したまちづくりウオーキング事業「花回廊」が横河川中心のコースで行われ、六百人がウオーキングを楽しんだ。
 平福寺で日限地蔵尊の七年目に一度のご開帳。
▽二十一日=岡谷市が毎月一の付く日を「野菜の日」として、野菜の摂取量を増やし、生活習慣病に役立てる「もっと野菜を食べよう運動」を行おうと、アピール活動開始。
▽二十八日=岡谷市が「岡谷市新型インフルエンザ対策本部」を設置、初の本部会議。

【5月】
▽一日=川岸の鶴峯公園でつつじ祭りが始まる。期間中の来場者は見事な花の復活で、近年では最高の人出に。
▽二日=上浜区公民館が完成し、開館式。
▽三日=来年に迫った諏訪大社下社御柱祭に向け、下社御柱用材の伐採が下諏訪町の東俣国有林内で行われ、モミの大木八本を伐採。
▽十二日=岡谷美術考古館に展示されている国の重要文化財の「顔面把手付深鉢形土器」と市文化財の「壷を持つ妊婦土偶」が九月に英国の大英博物館で開かれる「土偶展」に展示されることになり、市が発表。
▽十三日=岡谷市が交通死亡事故ゼロ三百日を達成し県交通安全運動推進本部顕彰受賞。
▽十五日=製糸関連の近代化産業遺産活用へ、市民グループ「伝える会」が発足。ボランティアガイドで地域の魅力を発信していくことに。
▽十七日=テレビ東京の人気番組「なんでも鑑定団」がカノラホールで収録。
▽十九日=新型インフルエンザ感染者拡大のなか、諏訪地方でも関係機関で警戒を強める。マスクも品薄に。
▽二十三日=三沢区の区民農園が市内に先がけ本格オープン。

【6月】
▽一日=岡谷市が市立岡谷病院で「夜間成人急病センター」の開所式。市医師会の協力で、十六歳以上を対象にした夜間一時救急施設を利用して集中的に実施する諏訪地方で初の試みをスタートさせた。
 岡谷市の「まちづくりマネージャー」に二人の採用が決まり、市長が辞令を交付。
▽七日=岡谷市と岡谷TMOが企画した「子育て応援協賛店事業」がスタート。毎月第一日曜日を「子育て応援サービスデー」として中学生以下の子ども連れで来店した人に協賛店がさまざまなサービスをしにぎわい創出につなげる事業。
▽十六日=岡谷市が学校給食へ地元農産物を出荷する取り組みを本格化。
▽十九日=「塩丸いか」を題材に市が募集した「イカす!塩丸いかレシピ」の大賞受賞五点が発表され表彰式。
▽二十七日=広域ごみ焼却施設建設建設に向けた協議が難航しているなかで、施設建設予定地周辺の住民から不満が噴出。樋沢区の住民からは計画の白紙撤回要求。

【7月】
▽一日=市ポイ捨て条例が施行。
▽三日=岡谷市が本年度から始めた「子育て応援協賛店事業」が順調。
▽六日=更生保護活動の拠点となる「岡谷市更生保護活動サポートセンター」が諏訪湖ハイツ内にオープン。岡谷保護区保護司会が法務省の指定を受け開所したもので、県内初。
▽七日=中屋区内の十四瀬川改修工事が完成し、県内初の二層化水路が誕生。
▽八日=岡谷市学校給食審議委員会が前年度から持ち越しとなっていた小中学校の給食費の値上げを十二校の総意で決定、二学期から値上げすることに。
▽十一日=20%のプレミアムを付けた「岡谷プレミアム商品券」が十一日ララオカヤで発売。予想以上の高い反響で、販売開始から二時間半後の昼前には完売した。並んだにもかかわらず購入できない人も多数あり混乱も。
▽十六日=村井仁長野県知事が花岡区の小田井沢川上流の災害復旧現場を視察、地元関係者と森林再生の取り組みについて懇談。
▽二十五日=夏の風物詩「きつね祭」が中央通りと童画館通りを歩行者天国にして行われ、人前結婚式やきつねの嫁入りパレードなどにぎやかに。

【8月】
▽一日=「お舟祭」が下諏訪町で行われ、御頭郷の旧岡谷市住民が雨のなか曳行奉仕。
▽四日=「おかやの魅力を探して提案」事業が行われ、モデル校の北中生が岡谷の魅力再発見へタウンウオッチング。
▽五日=岡谷市御柱祭典委員会が発足。
▽七日=ものづくり体験が目玉の「産業観光ツアー」がスタート。
▽十三日=市民祭岡谷太鼓まつりが開幕、三百人そろい打ちの舞台や、MINAKOIわっさかの踊りパレードでにぎわう。
▽十六日=一千灯とうろう流しが釜口水門周辺の諏訪湖で行われ、行く夏を惜しんだ。
▽二十二日=市内小宮で御柱用材の伐採スタート。まずは今井十五社が横川山で。
▽二十三日=本年度で閉場となる市民屋外プールに感謝を込めて閉場式。
▽二十四日=岡谷市は市議会全協に市立岡谷病院と岡谷塩嶺病院の施設統合について、来年四月をめどに中核となる部分を岡谷病院側に集約していく基本方針を示す。
▽二十八日=NPO「シルク文化協会」が発足。
▽三十日=衆院選挙の投開票が行われ、政権交代を訴えた民主の矢崎公二氏が自民後藤茂之氏を破り初当選。

【9月】
▽七日=岡谷市が来年度予算の見積もりに関する説明会を開き、全予算の「一括見積もり方式」の新導入を説明。
▽十四日=〇六年七月豪雨災害で社殿を流出し再建された湊の船魂神社に諏訪大社上社から新しい御霊代が授与。
▽十七日=岡谷市が緊急経済雇用対策の一環で、河川や水路の現況調査に着手、「川のカルテ」を作成へ。
▽十九日=市立岡谷蚕糸博物館で特別展「あるき太郎とたどる我が町岡谷の近代化産業遺産展」が始まる。岡谷市鳥かん図、市民提供の史料が展示。
▽二十四日=非正規労働者らの再就職をマンツーマンで支援する「キャリアアップハローワーク信州」が岡谷地方合同庁舎三階に県内で初めてオープン、業務を開始した。
 岡谷市教委は、新型インフルエンザの集団感染の恐れがあるとして、岡谷小学校二年生の一クラスを二十五日から二十八日まで学級閉鎖にすると発表。新型インフルエンザによる学級閉鎖は市内初。
【10月】
▽一日=岡谷市が病院建設に向けた庁内組織「新病院建設準備室」を立ち上げ初会合。
▽五日=岡谷市と下諏訪町で運営する新しい火葬場「湖風苑」が完成。
▽七日=岡谷市が市内の福祉六法人八施設と災害時援護者受け入れに関する協定を締結。地震や台風、大雨などの災害時に介護が必要な高齢者らを協定先の福祉施設に一時的に保護してもらう内容。
▽十日=がんばろう岡谷フェスタが中央通りと童画館通りを歩行者天国にして行われ、一万三千人でにぎわう。初の子どもチャレンジショップ、プレミアムうな丼が人気。
▽十三日=都市計画街路・東町線の国道20号バイパス出早交差点から今井旧道までの約六百八十?が完成し開通式。
 「湖風苑」で、しゅん工式と見学会。
▽下旬=新型インフルエンザの集団感染の疑いで、市内小中学校で学級、学年閉鎖が相次ぐ。
▽二十二日=市立岡谷病院で医師、看護師対象に新型インフルエンザワクチンの接種。
▽二十八日=岡谷市と下諏訪町は、両市町の薬剤師七十一人でつくる岡谷薬剤師会と、災害時の医療救護活動に関する協定を結ぶ。

【11月】
▽四日=市街地のウオーキングコース「絲まち回廊」拠点の近代化産業遺産群十五カ所に案内板が設置され、看板一式を寄贈した岡谷ロータリークラブと岡谷市が除幕式。
▽五日=今井竜五岡谷市長は、岡谷塩嶺病院に医師派遣している日大が、関連病院としての位置付けを解消し、畑院長を含む派遣医師六人全員を引き上げることになったと市議会全協で報告。心臓血管外科は来年四月から休止することに。
▽九日=塩嶺病院の心臓血管外科休止問題で、市と市病院事業が市民説明会。心臓血管外科の存続を求める切実な声が相次いだ。
▽十五日=県縦断駅伝が開かれ、全諏訪が総合二位入賞し四年ぶりメダル奪還。
▽二十日=塩嶺病院の心臓血管外科休止問題で、市と市議会は日大医学部を訪ね、医師派遣を継続するようにと口頭で申し入れたが、日大はこれまでの方針を変えず。
▽二十五日=湖畔若宮地区まちづくり懇話会が開かれ、同地区の新たなまちづくりを「地区計画」の手法で進めることで意見集約。
▽二十八日=カノラホールが二十周年を迎え感謝デー。

【12月】
▽一日=岡谷東高と松本大学との高大連携事業の一環で、大学生に授業を公開。
▽二日=岡谷消防署に新たに救助工作車が配備され、お披露目。
▽四日=岡谷塩嶺病院の心臓血管外科休止問題を受け、住民有志でつくる「日本大学関連病院存続を願う会」が発足。
▽五日=川岸小学校に放課後子ども教室が開設。
▽七日=銭湯を利用して生活習慣病予防を図ろうというユニークな活動が岡谷浴場で行われ、健康体操などを実践。
▽八日=岡谷塩嶺病院の心臓血管外科休止問題を憂慮する住民グループ「日本大学関連病院存続を願う会」が医師派遣継続を懇願する署名活動を開始。
▽十三日=市立岡谷病院と市医師会、岡谷市による新型インフルエンザの集団接種がスタート。
▽十八日=市内中学校の不登校生徒の割合が全国や県平均より高いのを受け、不登校児童生徒支援チームが発足。
▽二十一日=市と市病院事業が、市議会全協に公立二病院施設集約の方針を示す。市立岡谷を本院、岡谷塩嶺を分院とする内容。
▽二十五日=公立二病院の施設集約に向けた関連予算案が市議会臨時会に提出され原案通り可決。