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南箕輪この1年 2011(H23)
2016年1月13日【1月】
▽三日=村成人式に百二十四人の新成人が出席。代表の竹松俊彦さんが「村で培ったものを大切にして広く世界に目を向けていく」と力強く決意披露した。
▽五日=征矢哲雄さん=塩ノ井=が文科省社会教育功労表彰受賞。
▽七日=県ふるさとの森林づくり賞で南箕輪村が木材組合連合会理事長賞を受賞。
▽十一日=村総合交通対策検討委員会がまっくんバス二台体制などの利便性向上案を答申。
▽十四日=西部保育園園児らが小正月の伝統行事「はっぽんや」を体験した。
▽十六日=村消防団と赤十字奉仕団合同で出初め式、団員百五十六人が地域の守りに決意を新たに。
▽二十日=西部保育園に「村民レンジャー」を名乗る人から文房具などの善意届く。その後も村内全保育園に匿名の寄付を相次いだ。
▽二十九日=全国中学校スケート大会に南箕輪中学から五選手が出場。味工房で村キャラクター「まっくん」のグッズ販売が始まる。
【2月】
▽五日=南殿自主防災会が初めて冬場の避難訓練を開催、厳しい寒さの中で有事対応を確認。
▽十日=伊那バイパス村地権者組合が解散式を開き、複雑な経過があった二十年余の活動に終止符を打った。
▽十四日=国保運営協議会が全体で15.5%の大幅値上げになる国保料改定を答申、四月から施行になった。
▽十八日=村当初予算としては過去最大、総額五十一億四千万円の一般会計予算案を発表。
▽十九日=大芝セラピーロード除雪で作業員自作の除雪機2号がデビュー、整備に威力を発揮した。
【3月】
▽一日=神子柴の文化歴史遺産を伝える会の文化財マップが完成。元村農業委員会長の唐沢俊次さんに農業功績者表彰。
▽三日=伊那技術専門校で技能グランプリフライス盤職種競技が開かれ、全国から集まった九人が加工技術日本一を競った。
▽十一日=東日本大震災発生。村内でも最大震度3.2が観測された。
▽十五日=農事組合法人まっくんファームが設立総会を開き、長年の懸案だった法人移行を完了した。
▽十六日=南箕輪中学校で卒業式。百八十一人が義務教育を終えて新たな世界に船出。
▽十七日=南箕輪小学校と南部小学校で卒業式が開かれ、計百五十人が多くの保護者に見守られ門出。
▽二十三日=南箕輪中生徒会が被災地支援金を村に寄託。新林業害虫等防除対策協議会で、大芝高原隣接の伊那市西箕輪で松くい虫被害発生が明らかに。
▽二十八日=むらづくり賞表彰式。神子柴の文化歴史遺産を伝える会に大賞が贈られた。
▽二十九日=第二次むらづくり委員会が最終答申を行い、三年間の活動に幕を下ろした。
【4月】
▽一日=村消防団任命式で二十人の新入団員が加入、村の安心安全に誓い新たに。大芝荘レストラン「パル大芝」リニューアルオープン。
▽五日=村内五保育園で一斉に入園式。五百六十四人が園生活をスタートした。小中学校入学式は翌六日で小学生百四十八人、中学生百五十三人が入学した。
▽十日=震災被災地の宮城県女川町支援に村社協職員二人が出発。その後も社協職員や村保健師、村職員ボランティアも次々に被災地入りして復興に尽力。
▽十五日=本年度初区長会が開かれ、区長会長に堀薫氏、副会長に丸山博志氏を選任。
▽二十五日=村議会議員選挙が投開票。定数10に十一人が立候補した少数激戦に村民の選択が示された。震災の影響で実施の可否が注目された大芝高原まつりについて実行委員会が開催を正式決定した。
【5月】
▽二日=公民館あかまつ学級の「美まし村・南箕輪いいとこ巡り」マップ作りが県元気づくり支援事業に採択。
▽六日=改選後初の村議会で原悟郎議長、山口守夫副議長などの議会構成を決めた。村文化財指定の神子柴薬師堂十二神将像のうち四体が盗まれたことが明らかに。
▽八日=県ジュニアゴルフ選手権小学生女子の部で南箕輪小四年の夏野香月さんが三位入賞の快挙。
▽十八日=南箕輪中伝統の経ケ岳強歩大会が開かれ、四百十八人が健脚を競った。
▽二十日=地域高齢者健康教室「いきいきクラブ」が大泉地区で発足。新年度は各区にクラブを拡大予定。
▽二十三日=村土地開発公社理事会で年度内に南原住宅団地の焼却灰撤去に入る方針が示された。同問題では追加調査で除去量や範囲拡大が明らかになり、撤去は数年かかる見通し。
▽二十五日=チームグリーンみなみみのわが原発・放射能汚染問題勉強会を開催。関心の高いテーマに六十人以上が集まった。
▽三十日=交通安全への取り組みで上伊那農業高校生徒会に県警本部長・県安協会長連名表彰。
【6月】
▽一日=区長会が住民に募った震災義援金百九十四万円を村に寄託。村にはこの日までに各種団体や企業から千三百万円を超える義援金が寄せられた。
▽三日=上伊那郡身体障害者福祉協会解散で存続が心配されていた村身障協が事業継続を決定。
▽九日=田畑の貿易業者が村に放射線測定器を三台寄贈。村では小中学校などの放射線測定を現在も継続している。大芝高原まつり図案審査で南箕輪中二年の山崎若菜さんと高野真奈美さん、畳谷弥沙斗さんの作品を最優秀賞に選出。
▽十七日=村議会が活性化特別検討委員会を設置、山口守夫委員長を選任した。
▽十九日=村消防ポンプ操法大会小型ポンプの部で女性チームが初優勝。
▽二十三日=半沢川「ほたる祭り」で今季最多の二千匹のホタルを確認。幻想的な光の乱舞が見物客を喜ばせた。
【7月】
▽一日=村環境の保全に関する条例施行。ごみのぽい捨てなどへの罰則を含む新条例周知のため啓発活動も実施した。外部の専門家が行政チェックする行政評価委員会が発足、評価報告を開始した。
▽三日=伊那青年会議所が南箕輪小で「本物塾」サッカー体験を開催、元日本代表の名波さんらが児童にサッカーの楽しさを伝えた。
▽五日=村農業委員会一般選挙が告示、定数通り十人の届出で三期連続の無投票当選に。
▽十一日=村世話焼きおとめの会の大芝イルミフェス応援企画「世話焼きおとめの元気プロジェクト」が県元気づくり支援事業に選ばれた。
▽十三日=震災被災地支援で村が岩手県大槌町社協職員一年分の人件費支援を決定。
▽十六日=南箕輪中サッカー部が十二年ぶりに中体連県大会に出場。
▽十八日=南箕輪中卓球部の伊藤力斗君(三年)と小松拓也君(二年)が中部日本卓球選手権大会に出場。
▽二十一日=改選後初の農業委員会総会で宮下勝美会長を選任。
▽二十五日=国保運営協議会で前年度決算状況を報告。本年度も厳しい会計状況になる見通しを明らかにした。
▽二十六日=高校生によるフラワーアレンジメント競技県大会で上伊那農業高校三年の武田みどりさんと安藤朱里さんが優秀賞を受賞。
▽三十日=まきストーブ所有者などで組織する南みのわ美森倶楽部が設立総会。住民協働の森林整備がスタートした。南箕輪わくわく倶楽部が発足十周年で公募したシンボルマークが決定、応援旗やチラシなどの活用に期待。
【8月】
▽一日=夏休み中の児童が自然に親しむ「大芝子ども未来塾」開講。二十六人が三日間の自然体験。
▽三日=議会全協で南箕輪小プールが作動不良で十五日間の漏水と報告があった。
▽四日=南箕輪中卓球部の伊藤力斗君(二年)が中体連北信越大会に出場。
▽十日=北原に社会福祉法人ふれあいの介護福祉施設「ふれあいの里」が完成。九月からデイサービスやショートステイ、訪問介護などの支援サービスを開始した。
▽十三日=村内各地区で盆伝統の万灯行事が行われた。
▽十七日=田畑で伝統の「盆正月」。地域の若者が区長宅前を家財道具で閉鎖した。
▽十九日=上伊那農業高校の北原昭君(三年)が日本学校農業クラブ北信越大会意見発表部門で最優秀賞を受賞、全国大会出場を決めた。
▽二十日=上伊那の夏祭りのフィナーレを飾る大芝高原まつり開催。花火大会無しのまつりだったが、過去最高の千二百七十人が出演したパレードなどで村の元気を発信。
▽二十八日=東海小学生リレー大会に南箕輪小の二チームが出場。
▽三十日=神子柴花の会が県道路整備期成同盟会の道路事業功労表彰受賞。
【9月】
▽一日=村四次総合計画で二〇一五年達成目標の村人口一万四千七百人を四年前倒しで達成、ここ三年間は年間出生数も百六十人台になるなど着実に増加を続けている。
▽四日=直下型地震を想定した総合防災訓練が村内全地区や施設、役場で行われた。
▽十日=上伊那農業高校園芸コースの生徒が伊那中央病院前でナシ販売。みずみずしい秋の味をPR。
▽十六日=村理事者らが村内の米寿以上高齢者宅約二百八十戸を訪問、長寿を祝った。
▽二十一日=台風15号接近で村内小中学校が下校を早めるなどの対応。農作物被害も心配されたが、ほとんど影響はなかった。
▽二十八日=特別養護南箕輪老人ホームで開所十周年記念式典。節目の式典で約百三十人が発展に期待を寄せた。
【10月】
▽一日=村巡回まっくんバスが二台体制の新ダイヤ運行開始。箕輪町の大型店までなど路線なった。大芝高原イルミネーションフェスティバル開幕。
▽二日=NPO法人南箕輪わくわくクラブが十周年イベント。元中日ドラゴンズの立浪和義さんの講演に多くの住民が。
▽七日=村内全組に村職員が入って実施する「協働のむらづくり説明会」がスタート。年内にほぼ全組で説明を終え、新年には区・組未加入世帯を対象にした説明会を実施する。
▽八日=村公民館が3年ぶりに権兵衛峠ハイキングを実施、十一人が歴史の道を歩いた。
▽十四日=南箕輪中学校が伝統の落ち穂拾い、成果を今年の震災被災地に送った。
▽十五日=大芝高原で健康づくり拠点施設「森の交流施設」がオープン。
▽二十五日=西部保育園隣で親子通園・療育施設の起工式。建設は順調で、本年度末に完成、来年十月の開所を予定している。
【11月】
▽五日=宮城県女川町社協が職員派遣や支援物資のお礼で村社協を訪問。
▽十二日=美まし村・みなみみのわいいところ巡りマップを活用した初のウオーキングを開催。十二月には地図の印刷も終え、一月にはお披露目の記念講演を予定している。
▽十五日=南箕輪中三年生が議場で模擬議会を開催、村長らに意見提案。
▽十九日=県縦断駅伝に南箕輪中三年の清水彩音さんが出場。村内からは二十二年ぶりの同大会出場だった。
▽二十日=若い世代を対象にした初のスポーツイベント「ガチスポバスケットin南箕輪」に村内中心の九チームが出場。
▽二十七日=上伊那農業高校作物班が地元食品会社と共同製作した「上農雑穀カレー」を東日本大震災被災地の高校に寄贈。
▽二十八日=全国育樹祭で南箕輪村に国土緑化推進機構会長賞。住民協働の大芝森林整備に高い評価が。
【12月】
▽三日=ゆるキャラグランプリでまっくんが全国最下位に。「日本一人気のないキャラクター」をアピールポイントにした知名度向上に取り組んでいる。
▽五日=村営農センターが村内保育園に地元産リンゴをプレゼント。
▽八日=村農業集落排水と村公共下水道統合後の施設利用計画を農水省が受理、新年度中の下水統合が本格的に始まった。
▽九日=村行政評価委員会が中間報告。十二事業で「おおむね妥当」の判断を示す。
▽十六日=村議会定例会で新年度の「子育て支援課」設置議案を可決。
▽十七日=全国高校生英語ディベート大会に、伊那北高校英語部二年の大塚智哉君=北殿=が出場。
▽二十三日=大芝高原冬季イベント「愛の鐘クリスマスイベント」を開催。遠くは埼玉県からも恋愛成就の祈るカップルが訪れた。
▽二十八日=北殿の村道交差点で車の衝突事故。助手席の園児死亡。