NEWS

アイスキャンドル2025 ともしび心温める

2025年2月3日


 諏訪の冬を彩る「アイスキャンドル2025」(同実行委員会主催)が1日夜、諏訪6市町村で開催された。JR上諏訪駅前では、上諏訪、城南2小学校の児童を中心に約220個の氷の作品を展示。きらめくキャンドルの光が訪れる人たちの心を温めた。
 諏訪湖の浄化と地域活性化を願い、1995年に始まったアイスキャンドル。31回目のことしは6市町村24会場で参加型イベントを実施し、諏訪地域全体で約2万個の氷の燭台(しょくだい)が輝いた。
 主会場のアーク諏訪前の点灯式で、土橋宏次会長は「諏訪湖が着実にきれいになっていると実感している」とあいさつ。「一つ一つのろうそくの火がつながって、人がつながって、まちがつながって、そして心がつながる。光をたどり、まちを巡ってほしい」と呼びかけた。
 ことしは手長神社が会場に加わり、諏訪郵便局横の鳥居から続く石段にアイスキャンドルを設置。柳並公園では野外コンサートが開かれ、諏訪ジュニアリーダースクラブがホットココアを振る舞った。駅周辺のウオークラリーも開催され、冬の夜のまち歩きを楽しむ人たちでにぎわった。
 (写真は、アーク諏訪前で行われたアイスキャンドルコンテスト)