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複合遊具更新完了 蓼の海公園アスレチック広場
2025年1月31日
諏訪市が本年度、蓼の海公園のアスレチック広場で進めた複合遊具2基の更新工事がほぼ終わった。このうち1基はこれまで遊具がなかった蓼の海近くの芝生広場へ設けた。2023年度にも4基更新していて、計画した全6基全てが設置された。年度内に案内看板を更新し、引き取り検査後、利用を始める。
市森林体験学習館の裏山には1975年前後に11基のアスレチック遊具が設けられ、遊歩道を巡りながら楽しめる場所だった。経年劣化で老朽化が進む中、市は公園施設長寿命化計画(18〜27年度)に基づき、23年度から遊具更新に着手。本年度の事業費は約1800万円で、大同建設が請け負った。
アスレチック広場へ設けた新遊具は、グライダー発祥地、霧ケ峰高原に着想を得た「高原わたり」。ネット渡りとロープでつるした丸太のぶらぶら橋で浮遊感が満喫できる。芝生広場には市の豊かな自然を表現した「ジャンボリフォレスト」。樹木をイメージした「塔」を中心に、2種類の滑り台、そそり立つ壁、ぶらぶら棒など16種類を組み合わせた。芝生広場への新設は「上部のアスレチック広場への誘導を兼ねた試み」(市都市計画課公園緑地係)としている。
(写真は、アスレチック広場の「高原わたり」と芝生広場の「ジャンボリフォレスト」)