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伊那市長谷のラー油もっと楽しもう マーボー丼と酒かす汁
2025年1月30日
伊那市長谷の農業法人「ファームはせ」は、同市の長谷中学校などと連携して製造販売するラー油「長谷の太陽」を使って味わうマーボー丼と酒かす汁を考案した。「辛さでHotに温まろうフェア」と銘打ち、道の駅南アルプスむら長谷(同市長谷)内の食堂「よってかし」で期間限定で提供している。
長谷の太陽は、同校生徒や地域住民らが協力して栽培、収穫、加工するラー油。「八房とうがらし」とネギ、ニンニクを使い、オリーブオイルとごま油で作るのが特徴で、地元の特産品として商品化している。
ラー油を生かしたメニューは、同社の羽場権二専務(38)を中心に運営する同店スタッフらが開発。辛さを楽しみながら冬の寒さを乗り切ってもらおうと、上伊那産のシイタケやキクラゲ、県内産の豚肉などを使った「野菜とキノコの麻婆丼」と、ラー油と相性が良いという「長谷の酒粕汁」の2品を完成させた。
店内では長谷の太陽をはじめ、4種のラー油を自由に使うことができる。今回のメニューは、ラー油を客が好みの量を後から入れて楽しむため、塩味や辛味を抑えたのが特徴という。羽場専務は「地域を象徴するラー油とコラボして地域を元気にできれば。辛さで温まってもらいたい」とPRする。
提供は3月16日(日)まで。マーボー丼は1000円(税込み)。酒かす汁は各種定食の価格にプラス100円で提供。営業時間は午前11時〜午後2時半。火曜定休。問い合わせは同店(電0265・98・2955)へ。(写真はラー油4種と期間限定で販売するマーボー丼、酒かす汁)