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11日に高遠だるま市 鉾持神社一帯を歩行者天国に
2025年1月29日
江戸時代から400年以上続くとされる伝統の「高遠だるま市」が2月11日(火=祝日)、伊那市高遠町の鉾持(ほこじ)神社一帯で開かれる。ことしも同神社の参道を含む約200メートルを歩行者天国にし、沿道のだるまをはじめとする縁起物や飲食の露店のほか、商店街の催しなどでにぎわいを生み出す。
歩行者天国は午前5時〜午後5時。軒を連ねる縁起物の露店が、だるまなどを買い求める客を迎える。恒例の人形飾りは地元の2保育園と1団体が出品予定で、高遠町観光案内所隣の仲町駐車場に飾る。同神社社務所では、午前10時からの祭事後、仙醸(同市高遠町)の協力によるどぶろくの振る舞いもある。
だるま市は市観光協会や市商工会、同神社総代会、地元の代表者などでつくる実行委員会が主催。毎年、同神社例祭に合わせて2月11日に開き、家内安全、商売繁盛などを願う大勢の人が訪れる。市商工会の小松博康事務局長は「ことしも福を呼び込めるよう、ぜひ多くの人に来てほしい」、実行委員長で同神社総代会長の杉村嘉勇さんは「毎年天気が心配だが、このまま好天が続いてくれたら」と話す。
臨時駐車場は弁財天河原と高遠スポーツ公園駐車場の2カ所。例年使用していた高遠町文化センターは工事のため使用できない。
(写真は、高遠だるま市のPRチラシ)