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諏訪市の東山プロジェクト「幕岩」一帯整備で植樹

2024年4月29日


 諏訪市四賀の諏訪湖カントリークラブ下にある鉄平石採掘跡「幕岩」一帯の整備を進める「東山地域里山活性化プロジェクト」(伊藤為幸代表)は28日、桜などの若木60本を植えた。大きく育ち、ゆくゆくは美しい花を咲かせてここを訪れる人たちを歓迎することに期待を寄せた。
 植樹は、市の緑化木配布事業を活用した。ソメイヨシノとヒカンザクラ計20本は入り口と手前の第1広場、モミジ30本は入り口から第1広場までの進入路沿い、ドウダンツツジ10本は第1広場に植えた。それぞれの若木にはネットを丁寧に取り付け、食害から守る。
 伊藤代表は「多くの皆さんが集ってもらえる場所になるよう、環境を整えていきたい」と話す。
 同会は四賀普門寺区内の史跡などの散策路整備を目指し、2023年1月に賛同者15人で発足。手始めに幕岩の整備を手掛けた。江戸時代の文化・文政(1804〜29年)から昭和中期まで鉄平石採掘が行われた場所だが、その後は放置された。2カ所の広場一帯のアカシアなどの雑木を処理、県道諏訪茅野線からの進入路約200メートルには一部鉄平石を使いながら砕石や砂利を敷き、確保してきた。
 本年度も昨年度に引き続き、県の地域発元気づくり支援金を受けて事業を進める。既に茅野市側の第2広場でニセアカシアを中心に間伐を始め、5月5日(日=祝日)にも作業を予定する。夏までには、入り口付近に「幕岩公園」もしくは「幕岩森林公園」の石碑も設置する。更に第1広場に休憩所と仮設トイレ、第2広場には2004年諏訪大社上社御柱祭の本宮1の払い下げ木を活用した展望デッキを設ける予定。
 並行して、幕岩下方にある古岩久保を周遊するコース約1.2キロのうち、400〜800メートルの整備にも着手したいとしている。
(写真は、大きく成長することを願いながら植樹するメンバーたち)