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諏訪湖サイクリングロード 全線開通祝い式典

2024年4月21日


 諏訪湖サイクリングロード(約16キロ)が全線開通したことを祝って20日、諏訪市湖岸通りのホテル紅やで記念式典が開かれた。阿部守一知事のほか、諏訪湖周3市町の首長や関係者約60人が出席し、完成を喜ぶとともに、湖周の一層の発展を願った。
 2018年から県と湖周3市町が連携し、整備を進めてきたサイクリングロードが今月1日に全線開通。20日は諏訪市で行われた記念式典のほか、岡谷市の湖畔公園や下諏訪町の赤砂崎公園などで記念イベントが開かれた。
 式典で、金子ゆかり諏訪市長は「本当にきょうの日を迎えられたことは皆さんの力添えのおかげ」と感謝し、「これから新たな諏訪湖周のステージに入っていく。大いに期待し、多くの皆さんと手を携えて頑張っていく」と述べ、阿部知事は「諏訪湖は地域の皆さんにとっての心のよりどころであり、県の宝。宝を皆さんと共に守り育てようという思いを更に一歩進めることができた」とし、「これからも環境保全や諏訪湖を核とした地域振興に努めていく」と式辞を述べた。
 式典後、諏訪湖間欠泉センター前のサイクリングロードでテープカットがあり、県PRキャラクター「アルクマ」も加わって、完成の喜びに花を添えた。終了後は、早速自転車を走らせる子どもたちの姿があり、見守る関係者に笑顔が広がった。
(写真は、テープカット後、サイクリングロードで走行する利用者を見送る関係者)