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市内観光に利用を 電動補助機能付き自転車5台案内所に追加

2024年4月20日


 レンタサイクル事業に取り組む岡谷市観光協会は本年度、JR岡谷駅構内の観光案内所へ新たに電動アシスト機能付き自転車5台を配備した。20日から新車両の貸し出しを始め、期間限定で利用料金も割り引く。今月に諏訪湖サイクリングロードが全線開通し、利用増が見込まれる中、市内の観光スポットへ誘導する狙いだ。
 案内所にはこれまで、eバイク10台、シティーサイクル3台の計13台を用意。遠出や山道に適したeバイクよりも手軽で、スポーツタイプに慣れない人も無理のない体勢で乗れる車種として、新たに電動アシスト機能付き自転車を追加した。購入費は約50万円。
 レンタサイクルの利用者数は2021年10月の事業開始以来、順調に伸びている。協会によると、延べ利用者は22年度が約800人で、昨年度は約1000人だった。
 電動アシスト自転車のレンタル料金は1日1000円。eバイクは1500円、シティーサイクルは500円。全線開通を記念し、20日〜26日(金)はeバイクと電動アシスト機能付き自転車も500円の特別料金で貸し出す。期間中の利用者は、案内所に隣接する「お食事処 よしの」でドリンク1杯無料、湊の複合施設「LAKEHOOD OKAYA(レイクフッドオカヤ)」でドリンク1杯100円引きのサービスも受けられる。
 協会では今後、観光スポットやグルメなどを楽しむ「サイクリングツアー」を夏と秋に開くなどして、市内の観光スポットへの誘導を図るとする。担当者は「観光客はもちろん、市民にも電動アシスト自転車でのサイクリングの楽しさを味わってほしい」としている。   
 割引は窓口での受け付けのみ。問い合わせは観光案内所(電0266・75・1107)へ。
(写真は、新たにレンタルできる電動アシスト機能付き自転車)