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頭上覆う春色 横河川沿い花回廊 「桜まつり」21日まで延長

2024年4月16日


 岡谷市の横河川沿いの桜並木が見頃を迎えた。市が開花宣言をした9日以降、続いた暖かさで一気に盛りに。約400本が植わる両岸約4キロに、淡いピンク色の花回廊が出現した。市は15日までとしていた「横河川桜まつり」を21日(日)まで延長し、観桜客を迎える。
 満開となった15日も、堤防道路は家族や友人と歩いたり、立ち止まって写真を撮ったりする人でにぎわった。2歳5カ月の息子、柑凪ちゃんと訪れた芳沢照美さん(下諏訪町清水町)は「なかなか満開の時に来られなかったので良かった。トンネルになっているのがいい」と話した。
 市では満開状態を楽しめるのはあと数日とみるが、担当者は「花吹雪が川面に向かって舞う光景も人気」とアピール。桜まつりの延長に合わせ、市民総合体育館西側と諏訪湖ハイツの駐車場の開放も続ける。午後6時半〜10時にはライトアップもする。
(見頃を迎えた横河川沿いの桜並木=15日正午ころ)