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つながった！—諏訪湖サイクリングロード全線開通—

2024年4月2日


　県と諏訪湖周３市町が連携、整備を進めてきた「諏訪湖サイクリングロード」（約16キロ）が１日、最後まで残っていた下諏訪町境の諏訪市施工分供用開始で全線開通した。風はやや強かったものの好天に恵まれて、春休み中の子どもたちや自転車愛好家らが、爽やかな風を切ってサイクリングを楽しんだ。県などは20日（土）、全線開通記念式典を諏訪市内のホテルで開き、３市町の各会場で記念イベントを行う。
　岡谷市の釜口水門近くを走っていた英国人の男性（20）＝新潟大学法学部に留学中＝は、英国から来日した両親と一緒にレンタサイクルで諏訪湖１周。途中で下諏訪町のハーモ美術館に立ち寄り、「素晴らしい絵を堪能しました」と話し、「諏訪湖はきれいだし、温泉もあるし、周囲の風景がきれい」と笑顔で湊方面に走り去った。
　諏訪湖サイクリングロードは2016年度に基本計画を策定。18年度から着工し、整備完了区間から順次開放してきた。岡谷市分で残っていた塚間川—釜口水門間約600メートルが３月22日、県施工分の同市湊の小田井交差点—釜口水門間約１.４キロが同24日に供用開始し、下諏訪町境の諏訪市施工分を残すのみとなっていた。
（写真は、諏訪湖１周のサイクリングを楽しむ英国人親子）