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通信制高校のサポート校 「UTみらい学園」来月開校

2024年3月12日


 箕輪町の一般社団法人こどものみらい舎は4月、通信制高校のサポート校「UTみらい学園」をJR木ノ下駅前の「UTパレット」に開校する。提携校は、さくら国際高(本校・上田市)と代々木高(本校・三重県志摩市)。「日々通える校舎」として、主に大学進学を目指す生徒の受け皿となり、一人一人に合った学びを支援していく。
 学力不振や不登校などの教育相談に応じる中で、提携校からの要望を受けて開校を決めた。学園長は、こどものみらい舎理事で、国公立大や難関私立大にも合格実績のあるさくら*みらい塾(箕輪町)副塾長の小谷野滉さんが務める。
 学園には生徒がそれぞれのペースで通い、3年間での卒業に向け、必要な単位の取得を目指す。リポート作成の添削や進路指導を受けられるほか、任意の課外活動として、UTパレットを拠点に中高生の居場所づくりに取り組む「UTプロジェクト」に参画することで、受験生の学習意欲や大学への適性などを総合的に評価する「総合型選抜」にも対応できるという。
 こどものみらい舎では「大学受験までサポートできる塾講師の個別指導で、難関大合格も目指せる。さまざまな事情で全日制高校に通えなくても、しっかり勉強したいという生徒を支えたい」としている。
 開校日時は、平日の午前10時〜正午と午後2時〜4時。入学は年度途中でも随時受け入れる。問い合わせは、こどものみらい舎ホームページや、さくら*みらい塾(電98・8457)へ。
(写真は、校舎となるUTパレットに立つ小谷野学園長)