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ごみ拾いと遊び組み合わせ 諏訪湖で初の「BINGOMI QUEST」

2024年2月25日


 諏訪湖の浄化を目的に続ける「湖(うみ)の驛(えき)プロジェクト」は24日から25日まで、ごみ拾いとビンゴ、テレビゲームを組み合わせた新たな遊び「BINGOMI QUEST(ビンゴミクエスト)」を諏訪湖ハイツ周辺で開いている。市内の小学生がチームで協力し、楽しみながら環境やSDGs(持続可能な開発目標)、住んでいる岡谷の街について学んでいる。
 同プロジェクトの花岡毅副代表(48)によると「子どもたちが地域の歴史や文化、学校でも学んでいるSDGsや防災について楽しく学ぶ機会をつくりたい」と初めて企画。チームごとに、チェックポイントを通りつつごみ拾いをし、クイズに答えたり、テレビゲームをしたりしてビンゴを目指す。
 24日午前の部では、前日の雪が残る中、釜口水門や湖畔公園の柳の木などチェックポイントに向かって歩き、ごみを拾った。
 参加した上の原小学校6年生の河西結吾さん(12)は「諏訪湖にいっぱいごみがあるのが分かって、みんなにごみを落とさないようにしてほしいと思った。クイズは6問中4問正解。岡谷のことを知ることができて良かった。チームで協力してゲームができた」と話していた。
(写真は、ごみを拾いつつ、チェックポイントで写真撮影をした参加者)