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県産木材と鹿革キーホルダー 「生命のツブヤき」開発

2024年1月23日


 伊那市の「製造業ご当地お土産プロジェクト」は、県産の木材と鹿革を使ったキーホルダー「生命(いのち)のツブヤき」を開発した。県ゆかりの動物をモチーフにしたキャラクターが、環境について問題提起をするイラストをあしらった3種類。新たな観光グッズとして発信するだけでなく、自然環境を考えてもらう切っかけづくりにもつなげる。
 調達できる間伐材や端材を使用し、レーザー加工機で型取りして絵と文字を焼き付けた。おおむね4.3センチ四方で、厚さ5ミリ。ストラップはなめした鹿革で、10色用意する。キャラクターは、登山をテーマに選んだというカモシカ、ライチョウ、オコジョ。「マジでゴミはもちかえれよ」などと、自然の思いを代弁している。税込み1100円。
 開発には5社・団体が協力。企画とデザイン、加工はスワニー(同市)、木材の調達、製材は都築木材(同市)が担う。鹿革はNPO法人やればできる(南箕輪村)が用意し、運営する障害者福祉施設の利用者がストラップに加工。組み立てなどは、市社会福祉協議会の障害者福祉施設や家内労働者に依頼する。
 22日から、スワニーのオンラインショップで販売を開始。今後、県内の山小屋や土産店などでも取り扱ってもらうという。シリーズ化し、「釣り」や「キャンプ」をテーマにした新作を展開する予定だ。
 販売初日には、関係者が同市の伊那商工会館で開発を発表。環境啓発へ、キャラクターのせりふを募集したり、子どもに考えてもらったりする構想も話した。プロジェクトリーダーで、スワニーの橋爪良博社長(48)は「この地を知ってもらい、観光誘致につなげる目的もある。登山シリーズなので全国に広がれば」と期待した。
 商品の問い合わせは同社(電0265・73・6033)へ。(写真は製品を発表する橋爪社長=中=ら関係者)