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手作り絵本保育園に寄贈 箕輪中3年3組町の魅力をPR

2024年1月13日


 箕輪中学校の3年3組35人が、ふるさと学習「箕輪学」の一環で、手作り絵本「たつみ君のぼうけん(みのわ町を好きになる絵本)」を作った。フェルトペンと色鉛筆で仕上げ、もみじ湖やながたの湯、古田人形などが登場して物語風に町の魅力をPRする内容。町内7保育園に1冊ずつ寄贈し、町の良さを伝えていく。
 全体テーマ「町の良い所を探す」に基づく絵本グループの集大成。前年度3年3組のキャラクターを受け継ぎ、「たつみ君」が各地に出かけて楽しんだり、怖い思いをしたりする場面を季節ごとに描いている。A4サイズの画用紙の表裏に絵と文章を入れ、37枚を1冊にとじてある。
 「夏」は、みのわ祭りに出かけたたつみ君が母親とはぐれてしまい、パトロール隊のおじさんに助けられる粗筋。「冬」は古田人形芝居の鑑賞を楽しみ、ながたの湯に入ってから赤そばを味わう充実した一日を過ごす。
 制作に向けて生徒たちは、事前に松島・木下両保育園に出向いて園児たちに聞き取り調査を実施。冒険や怖い話が好きなことを察し、ストーリーの展開を考えた。三色団子や屋台なども登場させ、怖さと楽しさが入り交じった内容に仕上げている。
 生徒たちは12日、町のバスで各園に出向いて絵本を届けた。沢保育園には7人が訪れ、リズム室で年中・年少児たちに読み聞かせをした。順番を決め、抑揚を付けた語りで物語を展開した。
 園児たちは絵本を食い入るように見つめ、祭りの屋台などが出てくると大喜び。宮下美優さん(15)は「絵を描くのが思ったより大変だったが、完成して達成感がある。子どもたちに箕輪のいい所を知ってもらえれば」と期待した。
 担任の鈴木美穂子教諭は「箕輪には魅力がないと思っていた生徒たちが、制作を通して良さに気付いてくれた。幼児の生活がリアルに表現されており、楽しんでもらえると思う」と話していた。
(写真は、手作り絵本を園児に読み聞かせる箕輪中3年3組の生徒=沢保で)