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「もみじ湖」紅葉シーズン実績まとめ 来場者数約3割減少

2023年12月20日


 箕輪町は、箕輪ダム「もみじ湖」の今季の紅葉シーズン(10月21日〜11月20日)来場者数を4万8218人と発表した。ピーク期間(11月3〜5日)は連日3500人を超え、観光地としての流行は続いているとしたものの、全体では昨年度に比べ1万8933人(28.1%)減った。交通渋滞対策として「もみじ湖紅葉祭り」(10月21日〜11月12日)期間中の混雑期(11月1〜8日)に行ったマイカー規制については、「渋滞はほとんど発生せず、取り組みが解消につながった」と評価した。
 マイカー規制は、2年目の実施で周知が進んだこともあり「(駐車場の)予約制を知らなかった」などの苦情は大幅に減少。新たに取り組んだ、コンビニエンスストアの端末からの予約や、JR伊那松島駅前と末広下駐車場間の往復シャトルバスの運行についても一定の利用があり、需要を確認した。特に、1日4便運行した駅からの往復シャトルバスについては、当初の想定を上回る490人が利用。中でも午前中に駅を発車する2便の乗車率が高く、台数を増やした日もあった。今後も利用の増加が予想されるため、「適切な便数や配車などの検討が必要」とした。
 来場者減少の要因については、▷気象予報会社などの紅葉予想が遅めになっていたため、前半の出足が昨年よりも悪かった▷予想に反し、実際は3連休(11月3〜5日)後に雨や強風で一気に落葉が進み、後半の来場者が少なかった—の2点を挙げた。
 町商工観光課は「ピークカット(混雑時期の抑制)成功が渋滞解消につながったが、紅葉のピークの予想が難しく、来場時期の分散や平準化の効果は一定数にとどまった」と分析し、「予想精度の向上と適切なマイカー規制期間の設定に努め、平日来場を促す動機づけの仕組みを作る必要がある」と今後の課題を示した。
(写真は、シャトルバスを利用する来場者=11月1日、竹の尾広場乗降所)