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実機触れ課題解決を—信州ロボット展に35製品集結—

2023年11月9日


 JR岡谷駅前のテクノプラザおかやで8日、「信州ロボット展」があった。生産年齢人口の減少による人手不足が見通される中、省人・省力化などにつながる県内外27社の35製品が集結。来場者は実機に触れたり、担当者の話を聞いたりしながら、課題解決や自社製品がどう共存していけるかのヒントを探った=写真。
 電設資材の総合商社、信濃電材(本社・岡谷市若宮)が初めて計画した。同社は3年ほど前、今後の社会情勢やニーズを探る中で岡谷市に「ラボ」を設けるなど、自社でロボットの取り扱いを本格化。今回は、まずは身近でも相談できることを知ってもらい、課題解決を通して豊かな地域づくりに貢献しようと実施した。
 会場のあちらこちらで産業用をはじめ、搬送、掃除、配膳、運搬などの各ロボットが動き、省力化できるアシストスーツの体験、セミナーも。来場者は製品の特長や導入した際のメリットなどに耳を傾け、担当者との名刺交換もしながら情報を持ち帰った。
 来場したセンサーメーカー、マコメ研究所(箕輪町)営業部の北原信次さんは「ロボット展は大小あるが、こうしてジャンルを絞っての開催は珍しい」とし、「各製品にどのようなセンサーが使われているか、どう共存していけるのかを勉強するために来た。市場での主流が何かを確認できた」と話した。
 信濃電材の宮坂晃介社長は「声がけさせていただく中で、皆さん興味や危機感を持っていると分かった」と語り、「人手不足が広がっていくとされる一方で、地域にどういう形で貢献できるのかを考えて開催した。今回の反応を見ながら、来年度以降も続けていくかどうかなどを見極めていきたい」と話した。