NEWS

丹精の大輪香り高く * 健香会の上社奉献菊花展始まる *

2023年10月28日


 JA信州諏訪健香会の第40回諏訪大社上社奉献菊花展が27日、諏訪市中洲の上社本宮境内で始まった。60〜80歳代の会員12人が丹精した競技花の三本仕立て、厚物、管物、だるま、ドームなどふくいくとした菊98鉢が菊舎に並び、参拝者の目を楽しませる。11月16日(木)正午まで。
 公開前の審査では、審査委員長の奥山幸茂会長(諏訪市湖南)ら会員5人が、品種を「太平の銀峰」に統一した競技花をはじめ、部門ごとで花の咲き具合や、葉のバランス、高さなどを一鉢ずつチェックして上位の作品を決めた。
 ことしは女性7人が入会し出品数が昨年より14点増え、二つの新部門を創設。また周年記念として会期を延長した。奥山会長は「猛暑の影響で咲き具合が1、2週間遅れ、審査に向け満開にするのが非常に難しかった。新会員を迎え出品が増えて、節目の年の思いがこもった作品を、大勢に見ていただきたい」と講評した。
(写真は、丹精した菊を審査する奥山会長㊨ら)