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アイデアと技術ぶつけ合う ROBOCON IN信州

2023年10月8日


 県内工業系高校生のロボットコンテスト「ROBOCON IN信州2023」(県工業高等学校長会、同実行委員会主催)は7日、下諏訪町体育館で開いた。メインのキャリーロボット競技には、岡谷工業や箕輪進修など8校11チームが出場。28(土)29(日)両日、福井県で開く全国大会を目指し、アイデアと技術を競った。
 県予選を兼ねたキャリーロボットのほか、インテリジェントカーレース、ロボット相撲、マイコンカーラリーの4種目が行われ、合わせて10校109チームが出場。キャリーロボットはリモコン型と自立型の2種類のロボットを使い、福井県にちなんで恐竜化石に見立てたテニスボール、ペットボトルのアイテムを、塩ビ管のふたを外して取り出し、3分の時間内に決められた場所まで正確に運べるかを競った。
 2回の予選合計で860点をたたき出した箕輪進修「MINOKICHI(ミノキチ)」は、装着したハンドで、全てのアイテムを確保するロボットを考案。同チームの生徒は、「ロボットを規格内に収めるため、ハンドでふたを取ったり、アイテムをつかんで運ぶようにした。(予選の)手応えはあったが、他校もいい得点を残しているので頑張りたい」と話していた。