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きょうから水墨画県展 9日まで茅野市民館で

2023年10月6日

 
 第23回水墨画県展(県水墨画協会主催、県、県教育委員会など共催)がきょう6日、茅野市民館市民ギャラリーで始まる。派閥を超えた作品や、軸装と額装を同会場で見られるのが特徴で、墨の濃淡や筆遣いのみで表現した労作が並ぶ。9日(月=祝日)まで。
 公募展として毎年開き、作品展は県内4地区を持ち回りで実施してきた。一方で会員の高齢化などに伴い、昨年から北信と南信を交互開催とするのを試行。南信はこれまで県伊那文化会館(伊那市)を会場としてきたが、耐震補強工事に伴い、初めて諏訪地区で行うことになったという。
 応募総数は、一般4点を含む153点。審査を経て、入賞25点と入選作品を決めた。会場には山水画や花鳥画、人物画などがずらり。小品から大作まで、大きさもバラエティーに富み、丹精した筆致からは作者の懸ける思いが伝わってくるよう。
 協会副会長で、審査員長を務めた真野玉淳さん(86)=下諏訪町湯田仲町=は「全県の作品を並べる展示会は、長野県だけ」と自負し、「県水墨画展はモノクロームにこだわり、ここ4、5年で絹本を使った作品も出てきている。指導する先生による作風の違いも見どころであり、多くの方に足を運んでほしい」と話す。
 同展の入場は無料。時間は午前9時(きょうは同10時)〜午後5時(最終日は1時)。(写真は労作が並ぶ会場)