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早出市長が初登庁 「市を発展、繁栄させる」

2023年9月30日


 24日の岡谷市長選で初当選した早出一真市長(51)=長地出早=が29日、初登庁した。出迎えた職員や支援者ら約200人を前に「持続可能な誰一人取り残さないまちづくりをしていきたい。不断の努力で岡谷市を発展、繁栄させていく」と抱負を語った。
 早出市長は午前8時過ぎに、支援者の車で庁舎前に到着。職員から花束を受け取り、あいさつを終えると市長室へ。その後、市役所で初登庁式に臨んだ。
 式では、職員を代表して小口道生副市長が「市の新しいリーダーとして力強く、施策実現にまい進を。職員一同、努力を結集し、市長が掲げる『市民が主人公として輝けるまちづくり』の具現化に精いっぱい尽くしていく」と期待し、早出市長は「職員の頭脳と知恵、市の財産を最大限に発揮できるようリーダーとして先頭に立つ決意だ。笑顔と元気あふれるまちづくりへ、共に頑張りましょう」と呼びかけた。
 続く就任会見では、「市長室に入り、これからの4年間の重責を改めて感じた」と表情を引き締め、「今井竜五前市長の4期16年の市政をまずは継承、検証しながら自分の思いを少しずつ加えていく。できることから始めていきたい」と述べた。市民へは「今井市政を追い抜き、更に一歩も二歩も進めたまちづくりをし、期待に応えていく」と述べ、市政のかじ取り役としての決意を示した。
 早出市長は就任会見で、副市長人事について小口道生副市長(64)の任期中は継続して起用すると明らかにした。
 早出市長は「(小口副市長は)市職員としての経験や知識、議員との調整能力、行動力が素晴らしい。早出市政においても副市長としてお願いを申し上げた」と述べた。
 小口副市長の任期は来年3月末まで。
 (写真は、職員らに出迎えられ初登庁する早出市長)