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「赤そばの里」16日開場 農産物直売所やそば店も

2023年9月13日

元・赤そばの里開花230912
 上古田区金原地籍にある「赤そばの里」が、16日(土)に開場する。「高嶺ルビー」のピンクの花は、少雨や高温の影響で例年より若干遅く、今月から開花が始まった。10月8日(日)までの期間中は、地元農産物の直売所や手打ちそばの店も設けられ、来場者を迎える。
 4.2ヘクタールほどある赤そばの里は、地元の住民有志らによる「古田の里赤そばの会」が管理する。8月に200キロの種をまいたが一部で生育が遅れ、現在は全面に花が付いていない状況。押野光会長(72)は「全般に育ちが悪く、見頃は今月下旬からになるのでは」と見る。
 16日は午前10時からオープニングセレモニーがあり、町理事者らを迎えてテープカット。アルプホルンの演奏や花火の打ち上げなどで開場を祝う。直売所は午前9時〜午後4時、そばの提供は午前10時半から。平日は180食、土、日曜日と祝日は220食を用意し、なくなり次第終了する。
 駐車場やトイレを完備する。押野会長は「天候の影響を大きく受けてしまったが、きれいな花がようやく咲き始めた。自然を楽しむ気分で、ゆっくり観賞してほしい」と話している。
(写真は、開場を待つ「赤そばの里」)