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水鉄砲撃ち合い楽しむ 辰野町アラパで期間限定イベント

2023年7月31日

うえぶ水鉄砲1
 辰野町荒神山公園のサバイバルゲーム(サバゲー)場「アラパベース」で、水鉄砲を撃ち合う期間限定のイベントが開かれている。通常は大人しか使えない同施設を子どもにも利用してもらおうと、町地域おこし協力隊員の西居誠二さんが初めて企画。初日の30日には親子連れを含む約10人が参加し、暑い中で水を飛ばし合って楽しんだ。
 参加者は的になるトイレットペーパーを肩にたすき掛けして対戦。全員が敵となっての生き残り戦をしたほか、ホースで放水する「レイドボス」を協力して倒すゲームも行った。びしょぬれになって駆け回り、歓声を上げながら撃ち合った。
 親子3人で訪れた辰野東小5年の松田悠希君(10)は「たくさん対戦できて楽しかった。また遊びに来たい」。月に1、2回サバゲーを楽しむという伊藤高志さん(51)=平出=は「エアガンと違って気兼ねなく撃ち合えるのが良い。子どももいて和気あいあいと楽しめた」と話した。
 施設は旧荒神山ウオーターパークにある全長約200メートルの流水プール跡地を整備。昨年9月に半周のみでオープンし、ことし4月には全周で楽しめるようリニューアルした。西居さんは「初めての企画で不安だったが、楽しんでくれて良かった。今後も創意工夫を重ね、幅広い人に利用してもらえる遊び場にしたい」としていた。
 イベントは8月5(土)、11(金=祝日)〜13(日)、20(日)、26(土)で予定し、9月中旬の涼しくなる時期まで計画。毎回午前10時〜午後5時で、希望する時間に参加できるが、申し込みが必要。参加費は大人2000円、中高生1000円、小学生500円。中高生は施設のホームページ(HP)にある親権者同意書の提出、小学生は保護者の同伴が必要。水鉄砲やゴーグルは持参する。
(写真は、スタッフ扮する「レイドボス」(手前)に挑む参加者たち)