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テナガエビ籠漁を解禁 諏訪湖漁協 今月末まで漁獲量に期待

2023年6月2日

テナガエビ
 諏訪湖漁業協同組合は1日、諏訪湖のテナガエビ籠漁を解禁した。昨年は近年の漁獲量減少を踏まえた資源保護で禁漁としたため、2年ぶり。初日は23.1キロを水揚げし、旬の初物を湖周の川魚店に出荷した。漁期は水、日曜日を除く6月いっぱい。
 水揚げされたテナガエビは全長平均7センチほどで、「例年並みのサイズ」(同漁協)。卵を抱えた親エビやスジエビも交ざった。前日のうちに湖に沈めておいた籠を、漁師27人が早朝に引き上げた。
 濵丑川魚店(岡谷市)は、新鮮なうちに塩味の唐揚げにして店頭に並べるといい、「毎年待っているお客さんもいる貴重な人気商品。諏訪湖のエビは歯応えがあり、味もしっかりしていておいしい」と話していた。
 2021年の初日の水揚げ量は8.4キロ。藤森惠吉組合長(72)は「初日にしてはいい傾向。昨年の禁漁の効果や水揚げ量の状況を見つつ、今後の漁獲量に期待したい」と話した。
 諏訪湖のエビ漁業は6月の1カ月間の籠漁が主力。通常400〜500キロが見込めるが、ここ数年の漁獲量は19年度450キロ、20年度220キロ、21年度80キロと不漁が続き、月末を待たずに漁期を打ち切る例もあった。