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鮮やかさ最高潮　鶴峯公園で「つつじ祭り」

2023年5月5日

HPツツジ祭り
　中部地方一のツツジの名所といわれる鶴峯公園（岡谷市川岸上）で14日（日）まで、「つつじ祭り」が開かれている。ことしは４年ぶりに、週末の露店や地元ボランティアグループによる湯茶の接待、岡谷太鼓の演奏（７日）などを再開するなど、コロナ禍前の規模での開催。開花と祭りの時期が重なったこともあり連日、多くの人が訪れている。
　同公園には、約２万平方メートルの敷地にキリシマツツジ系やモチツツジ系など30種３万株が植わり、毎年５月に市や地元三沢区、市観光協会などでつくる実行委員会が祭りを開く。担当者によると「ことしの開花は例年よりも若干早め」といい、場所によって異なるものの、間もなく満開を迎える予想。
　祭り初日の３日には、家族やグループなど訪れた人が、鮮やかなピンクや紫の花を眺めたり写真を撮ったりした。夫婦で初めて訪れたという長野市の女性は「こんなにたくさんツツジがあると思わなくてびっくりした。本当にきれい。園内も散策しやすくて楽しめた」と笑顔で話していた。
　期間中は、初の試みとして「＃鶴峯公園華麗なるつつじの謎」と題したキャンペーンも実施。園内に掲示された四つのクイズを解き、指定の方法で写真共有アプリ「インスタグラム」に投稿すると、抽選で岡谷の名産が当たる。実行委事務局では「この時期にここまで咲いているのは珍しい。ツツジの花を存分に楽しんでもらい、更に岡谷蚕糸博物館やイルフ童画館、うなぎなど岡谷のいろいろな場所も巡ってもらえたら」とする。
　入園無料。期間中の午前９時〜午後６時は、川岸スポーツ広場を臨時駐車場として開放する。普通車500円、マイクロバス1000円、大型車1500円。問い合わせは市商業観光課（電23・4811）へ。
　(写真は、初日から多くの人が訪れ、色とりどりのツツジの花を楽しむ様子）