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下諏訪ジビエ 初の実習で鹿肉の調理方法学ぶ

2023年3月23日

ネット鹿肉料理実習1
 下諏訪商工会議所が企画した鹿肉を使った料理勉強会は22日、総合文化センターで調理実習を行った。2月22日に開講し、実習はこの日が初回。「焼く」をテーマに下諏訪駅前通りで洋食店「本田食堂」(広瀬町)を経営するオーナーシェフの本田由剛さんらが鹿肉の料理を示し、部位ごとの味や食感、調理方法などを学んだ。
 町内飲食店などから約20人が参加。本田さんと同店近くで「KENKEN(ケンケン)レストラン」を開く坂本賢一さんが講師を務め、重さに対して1%の塩を振り、65度の低温で14分から15分焼いたロース、もも肉など、ほとんど手をかけていない肉を食べ比べたほか、豚肉を加えたハンバーグを調理した。
 試食した飲食店関係者は、「もっと臭みがあるかと思っていたが、全くない。軟らかくてとてもおいしい」と口々に感想。本田さんは筋を取る下処理をしただけで、「下諏訪猟友会から持ち込まれた肉の質がとにかく良かった」と話し、鉄分が多いのか変色しやすいので、空気に触れないようにした方がいい—などとアドバイス。
 次回4月26日(水)に「揚げる」「煮る」をテーマに唐揚げ、トマト煮込みの試食と、カツレツの調理を行う。プロジェクトリーダーの宮本総子さん、肉を提供した下諏訪猟友会の太田洋会長は「講師の皆さんは、本当なら教えられないようなことも開示してくれている。町の飲食店が一体となって、『下諏訪に行けばおいしい鹿肉料理が食べられる』というようにしていきたい」と話していた。(写真は、実習の参加者を前に鹿肉を調理する坂本さん㊨と本田さん㊥)