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南高生が昼食講買を「マンモウ食堂」と共同運営へ

2023年3月18日

230317南高生とマンモウが購買運営
 岡谷南高校で昨年12月から昼休みにパンや弁当などを販売する「マンモウ食堂」(岡谷市長地権現町4)と同校生徒会執行部8人が、商品開発や原価管理、イベント計画などの購買運営を共に担い、地域や学校を盛り上げるための準備を進めている。中学校とは違い自ら購入できる「青春の味」を楽しむため、17日には第2回会議を同校で開き、同社の山田昌義社長ら2人と生徒たちが今後の活動や課題について意見交換した。
 同校で約4年にわたり販売していた市内のパン屋が新型コロナの影響などで昨年4月に撤退。生徒は昼食を持参するか登校途中に購入するしかなく、生徒や保護者からは「購買が欲しい」との要望が多く挙がっていた。
 そんな中、学校側と山田社長との話し合いで昨年から試験的に週2回の販売を続けてきた同社は、「学校生活の思い出や今後の人生の経験に」と生徒との共同運営を提案。コロナ禍で味気ない昼休みの時間を過ごしてきた生徒たちの気持ちを盛り上げるとともに、マーケティングや食品ロスの問題を考える機会にしようと、2月に初めて会議の場を設けた。
 今回は宣伝方法や新メニューについて話題が広がり、「オリジナルソングを流す」「割引スタンプカードを導入する」などの意見が挙がったほか、希望する価格帯や商品などを聞く全校アンケートの実施を決定。今後は家庭科部が商品開発に加わることや、生徒会のほかに運営に関わる生徒を募集して「運営委員会」を立ち上げる方向で調整することも決めた。
 2年の岩井愛佳生徒会長は「コロナで地域とつながる活動ができなかった。新年度は新しいことに挑戦し、お昼を楽しむ時間が増えれば」と意欲を見せ、山田社長は「利益だけでなく楽しい思い出を残せる購買になることに価値がある」と話した。
(写真は、購買の共同運営へ協議する生徒ら)