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スイーツ開発でマット意匠も担当 高校生まちづくり会議

2022年11月18日

HP221101AOHSスイーツ会議
 岡谷市内3高校の生徒によるまちづくり会議「Voice of AOHS」は、本年度に取り組むサツマ芋「シルクスイート」を使ったご当地スイーツの開発で、販売するスイーツの下に敷く「ランチョンマット」のデザインを手がける。各校で絵柄を考え、25日(金)の試食会までに具体的な図案を固める予定だ。
 スイーツ開発は、市などが特産品化を目指すシルクスイートの普及に「一役買いたい」とメンバーの提案で始まり、前回会議までに具体的な開発案と、協力店にイルフ童画館が運営する「カフェラムラム」が決定した。
 このほど同店で開いた会議では、カフェスタッフに「さつまいもプリンアラモード」と「さつまいもサンデー」の2案を提示。「ブロック状のサツマ芋を入れる」「トッピングで黒蜜などを追加できるように」などのこだわりを説明し、使用するアイスの味を「カボチャ」「ほうじ茶」「宇治抹茶」の3種に決めた。
 一方、店側はランチョンマットやワイングラスに盛り付けることで見た目を楽しませることを提案。メンバーも同意し、自分たちでA5サイズのマットのデザインを考案することにした。
 今後、同店が2案のうち一つをメンバーが希望する価格650円以内で商品化。マットのデザイン決定と試食会を経て来年2月中旬~3月中旬の販売を目指す。岡谷南高2年生徒は「みんなが写真に撮ってSNS(交流サイト)にアップしてくれるような商品になれば」と話していた。
(写真は、10 月、カフェラムラムで、カフェスタッフにご当地スイーツの具体案を説明する生徒ら)