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雨の曳行協力一致で〜北小おんばしら〜

2022年9月24日

表紙候補⑤
 下諏訪北小学校の「北小おんばしら」が、23日に行われた。おんばしら年に合わせた同校PTAならではの取り組みで、1986年を最初に7回目。雨の中、児童たちは小学校時代に一回経験できる貴重な行事に元気いっぱい臨み、地元の伝統文化を肌で感じた。
 柱は連学年に1本の計3本。直径40〜60㌢、長さ7.5㍍の杉の木で、東山田の熊野神社上の山林で調達した。校庭で開会式があり、係の児童による木やりで気勢を上げた。閉会式に予定していた1、2年の「御柱小唄」の踊りやくす玉割り、ドローンによる記念写真撮影も繰り上げて実施。イベント用に直径10㌢、長さ6㍍の第4の柱「北の子の柱」も建てた。
 1、2年の「なかよしの柱」は学校敷地内の梶(かじ)の葉広場、3、4年の「未来への柱」は学校西口上、5、6年の「七色の柱」は梶の葉広場東から、それぞれ校庭に向けて午前9時前にスタートした。曳行は児童たちのみで行い、木やりや子どもラッパ隊などの後押しを受け「よいさ、よいさ」の声が響いた。
(写真は、保護者に支えられながら木落しに臨む児童)