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夜のまち歩き「ヨルクレバ」にぎわう

2022年9月18日

220917ヨルクレバ
 下諏訪商工会議所は16、17両日、夜に行う初めてのまち歩きイベント「ヨルクレバ」をJR下諏訪駅前のオルゴール通り商店街などで開いた。歩行者天国となった駅前—国道20号間は多くの子どもや大人たちでにぎわい、同商議所によると初日は約2千人が来場。飲食店やキッチンカー、物販テントなどを巡り秋の夜長を楽しんだ。
 同駅を核としたまちづくりを目指す同商議所と、継続的なイベント実施を求める同通りの飲食店事業者らの思いが重なり実現。同通りを「駅前グルメストリート」と称して商店街店舗を中心に14事業者が出店したほか、町内飲食店の弁当販売、小商いをする作家らのブース出店、駅前での縁日などがあった。
 商店ではワインやビールなどの酒類、ジビエ料理、唐揚げ、アユの塩焼きなどを提供したほか、キッチンカーではカレーやクレープ、コーヒーなどもそろった。家族や中高生を含む友達同士、職場の同僚などと訪れた人たちは、車道に並んだテーブルに着いて食事をしたり、店舗を散策したりして楽しんだ。
 北小3年の星野佑太君(9)は「いろいろな店があって楽しい」、父親の仁志さん(50)=緑町=は「こういう機会がないと出歩かないし、知らなかった店の発見もあって良い。定期的にやってほしい」と話した。
 同商議所の小林秀年会頭は「予想以上の人が来て、こういったイベントをやればにぎわうことが確認できた。継続的にやることを考えてにぎわい創出や活性化につなげたい」と話していた。
 町と県はイベントを、人を中心とした道路の活用について考える「まちなかウォーカブル」に向けた実証実験に位置付け、来場者に歩行者天国でイベントを行う道路の活用に対する感想などをアンケート調査した。
(写真は、多くの来場者でにぎわうオルゴール通り)