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華麗な演出に歓声 分散開催の諏訪湖祭湖上花火が開幕

2022年8月3日

HP湖上花火レガシー
 諏訪市などでつくる実行委員会主催の「諏訪湖祭湖上花火The Legacy(レガシー)」が1日夜、市湖畔公園前の諏訪湖で始まった。「ミニ水上スターマイン」を含む約500発が湖上を染め、見応えのある演出に観客が歓声を上げた。
 新型コロナウイルスに対応した分散開催は2年連続。「未来へつなげる諏訪湖祭の心意気」をコンセプトに、15日(月)まで毎日午後8時半から約10分間、湖上の初島と台船から打ち上げる。
 初日は、尺玉を入れたより華やかな花火が上がる「協賛企業Day」の1日目。「どん」という音と共に次々に大輪が開くと、観客は「おおー」「やっぱりすごいね」と感激していた。
 諏訪湖の花火が物語の重要な場面で登場する映画「百花(ひゃっか)」(9月9日公開)の川村元気監督と金子ゆかり市長のトークショーも開催され、川村監督は「半分は実像、半分は虚像という水上スターマインは人生と記憶の関係性に似て、作品のモチーフとよくマッチしている」と話した。
 残りの協賛企業Dayは、13日(土)から最終日までの3日間。期間中は、旧東洋バルヴ諏訪工場跡地に臨時駐車場を開設する。LCVテレビ・ラジオ、動画共有サイト「ユーチューブ」での生配信もある。
 問い合わせは諏訪市観光課(電52・4141)へ。
 (写真は、ミニ水上スターマイン=1日)