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心一つの思い缶バッジに 湊で御柱祭へ製作進む

2022年2月6日

HP220204湊祭典委缶バッジ
 湊御柱祭典委員会は、曳行への参加者とそれ以外の人の識別も兼ね、今春の諏訪大社御柱祭に向けて機運を地域一体で高めるため記念品として缶バッジ作りを進めている。デザインは「湊」と一文字を大きく打ち出したシンプルながら迫力のある絵柄に固まり、1000 個ほど製作予定という。
 当初は氏子と観客を識別するために昨年夏ごろから構想していたが、大総代で構成する御柱祭下社三地区連絡会議が「参加許可証」としてのリストバンドを配布する方針を決定。それでも「当日身に着けられるもので皆が一つになれたら」と、記念品として作ることを決めた。これまで手拭いなどは製作してきたが、缶バッジは初めてという。
 直径7.5センチほど。黒を背景に、燃えるような赤で縁取った「湊」の一文字と、「令和四壬寅年」「諏訪大社御柱祭」の文字が入る。デザインは市報「広報おかや」にイラストを掲載した実績もある山岡泰一郎さん(湊)に依頼。竜や諏訪湖をあしらったデザイン性に富んだ案も上がったが、「遠くから見ても一目で分かるように」と、飾り過ぎない洗練された絵柄に決定した。
 小口淳司大総代は「合言葉の『湊は一つ』のように、湊という名前にはこだわりがある。コロナでどうなるか分からない状況だが、これを着けて一つになり、全員で頑張りたい」と期待を込める。
(写真は、完成した缶バッジのデザイン)