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下諏訪町の新艇庫利用始まる

2020年5月23日

新艇庫②
 下諏訪町の新艇庫「AQUA(アクア)未来」の利用が始まった。当初は4月4日の完成記念式典に合わせて供用開始する予定だったが、新型コロナウイルス感染症の影響で延期。現在も一部で利用制限されているものの、ボートの出し入れができるようになり、社会人選手らが連日、諏訪湖の漕艇場に繰り出し、感覚を取り戻すように練習に励んでいる。
 町は18日から制限を緩和し、敷地内の疲労回復施設(足湯)と新艇庫屋上の展望テラスを除いて利用可能とした。以降、早朝を中心に、選手らが諏訪湖にボートを浮かべ自主練習を続ける。
 22日も、朝練習する選手がいた。新艇庫からボートを担いで桟橋付近に浮かべるとコースに出て、ブランクを埋めるように何度も往復し、静けさが漂う諏訪湖に、力強く水をかく音が響いた。
 田中敏彦さん(28)=栄町、RAKO華乃井ホテルボート部所属=は「新艇庫は諏訪湖に面しているので、ボートの出し入れがしやすい」とし、「長い間、ボートに乗れていなかった。これからも練習し、大会に備えたい」と話した。
 新艇庫足湯とテラスは、6月1日(月)に開放する予定。町では水上スポーツに親しんでもらおうと、競技経験のあるクルーなどを対象にナックルフォア艇を予約制で貸し出している。新型コロナ終息後にカヌー・ボート体験会を計画する方針。
 新艇庫は鉄骨造り、屋上付き2階建て延べ床面積約千平方㍍。昨年度末までに完成し、総工費は3億4650万円。災害時には水上輸送船の乗降に使用できるなど防災機能も備えている。
 貸し出し予約、問い合わせは町教育こども課スポーツ振興係(電27・1455)へ。
(写真は、新艇庫前でボートを洗う社会人選手)