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八ケ岳総合博物館で小尾権三郎特別展

2018年5月2日

小尾権三郎展
 茅野市八ケ岳総合博物館は、現在の豊平上古田区に生まれ、1816年に甲斐駒ケ岳を開山した小尾権三郎(1796〜1819年)の特別展を開いている。遺品や自画像、自筆掛け軸など90点余りを展示し、その業績を紹介する。7月1日(日)まで。
 展示品は上古田区や関係する個人などの所蔵。同館によると、権三郎が24歳で死去した後、父の今右衛門が遺言に基づき、開山を援助した山田孫四郎に贈った刀、袈裟(けさ)、弟子に対するおきて書きなどの遺品は、山田家(山梨県)から初めて“里帰り”する。また、上古田区所蔵の掛け軸のうち、菩薩(ぼさつ)像と真言の2点は、印章から確実に本人自筆と言えるという。
 同館では「甲斐駒ケ岳は茅野市から見えるがなじみが薄い。開山した人が茅野の出身だということを知ってもらい、初公開の資料などをじっくりと見て、当人をしのんでほしい」と話している。
 特別展は茅野市制60年および同館開館30周年記念事業の一環。4日(金=祝日)午後2時半からギャラリートーク、12日(土)午前8時半から史跡巡り「豊平古田地区を歩く」がある。6月23日(土)午後1時半からは講演会「修験道の修行について」を開く。
 午前9時〜午後4時半。大人310円、高校生210円、小学生150円(諏訪6市町村の小中学生と茅野市内在住・在学高校生無料)。月曜休館。問い合わせは同館(電73・0300)へ。
(写真は、小尾権三郎の遺品や自筆掛け軸が並ぶ特別展)