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秋の味覚「かりんの砂糖漬」諏訪で製造
2026年10月23日
和菓子製造の中央食品工業(諏訪市諏訪、伊藤泰輝社長)で、主力商品である「かりんの砂糖漬」の製造が進んでいる。甘い香りが漂う工場の中、カリンに砂糖をまぶす作業が繰り広げられる。11月1日(日)には、市内の土産品店や一部スーパーで販売が始まり、諏訪独特の秋の味覚が観光客や市民の元へ届く。
諏訪市の名物にしたいと、初代社長の政喜さんが諏訪湖畔へカリン(マルメロ)を植栽し、砂糖漬の材料にして商品化したという半世紀以上続く伝統の味。下諏訪町赤砂で栽培されるカリンも含め、ことしも約1トンを仕入れた。
作業は半割りにして芯を抜いた実を厚さ1.5ミリにスライス。二つの胴釜で白ざらめが入った水をぐつぐつと煮て水分を抜く。上げるタイミングは糖度などを目安にするというが、長年の経験がものをいう。これにざるの中で上白糖をまぶし、更に台へ移して1枚ずつ丁寧にむらなく砂糖を実にまとわせる。冷ましてから一斗缶に入れて保存した後、袋詰めして商品となる。22日には8人が分担しながら、手早く作業を進めた。
伊藤社長は近年の地球温暖化による収穫への影響を懸念しながらも「地元でも楽しみにしてくれるファンが多い。玉伸びの良い物が多く、おいしい砂糖漬が届けられそうだ」と話す。190グラム入りで価格は850円(税別)。
(写真は、手作業で丁寧に砂糖をまぶす)
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