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渡辺千冬生誕150年で記念展 岡谷の郷土学習館
2026年10月2日
岡谷市長地柴宮の郷土学習館は3日(土)から、渡辺家3大臣の一人、渡辺千冬(1876〜1940年)の生誕150年を記念した企画展と市民講座「拓道塾」を同館で開く。昭和初期の浜口雄幸内閣と第2次若槻礼次郎内閣で司法大臣を務め、厳正に疑獄事件に対処して司法権の確立に尽力した千冬の業績と生涯をたどる。
千冬は、役人として鹿児島県知事、北海道長官、宮内大臣を歴任した渡辺千秋(1843〜1921年)の3男。14歳で千秋の弟、国武(1846〜1919年)の養嗣子となり、衆院選で当選して政界に入った。後に貴族院議員となり、さまざまな改革の先頭に立って活動した。36(昭和11)年には栃木県にあった渡辺農場(渡辺家が地主)を自主解放している。
企画展では「無剣(または無謙とも)」の号でしたためた隷書による書や、渡辺農場の解放後に、自作農組合から送られた感謝状、昭和天皇の署名がある枢密院顧問官の任命書、五兵衛せぎの顕彰碑碑文の拓本など同館が所蔵する多数の資料を展示、紹介。昭和天皇の即位の大典で着用した千冬の大礼服と、芳子夫人が着た「袿袴(けいこ=1884年に制定された夫人の礼服。宮中の諸儀式などで着用)も展示する。10時から。同館研究委員が千冬の生涯、大臣としての取り組み、書簡に見る交流・遺品、号無剣のいわれ、諏訪出身学生寮「長善館」支援などを解説する。1回100円。展示室は無料。受講の申し込みは不要。問い合わせは同館(電0266・26・7545)へ。
(写真は、千冬の大礼服と芳子夫人の袿袴=けいこ)
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