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立石公園へ無料バス 渋滞緩和目指し実証実験
2026年9月12日
諏訪市は立石公園周辺の渋滞緩和を目指し、マイクロバスに乗り換えて移動する「パーク&バスライド」の実証運行を始める。10月と11月の連休中の合計4日間、立石公園と諏訪湖イベントひろば(旧東洋バルヴ諏訪工場跡地)を結ぶ無料バスを走らせる考えだ。利用者アンケートを行い、本格導入の可能性を検討するという。
立石公園はアニメ映画「君の名は。」に登場するシーンに似た景色が楽しめるとして「聖地巡礼」の人気スポットになっている。一方、公園周辺にある住宅地の道路に観光客の車両が集中し、オーバーツーリズムの問題が指摘されている。
市は開会中の市議会9月定例会に、パーク&バスライド実証業務委託料1485万円を盛った本年度一般会計補正予算案を提出している。財源には、観光庁のオーバーツーリズムの未然防止・抑制をはじめとする観光地の面的受入環境整備促進事業の補助金(補助率2分の1)を充てる。
運行日は10月10(土)11(日)両日、11月21(土)22(日)両日を予定。マイクロバスの定員は20人。片道約20分の想定で、午前10時から1日50〜60便を運行させるという。立石公園の駐車場を運行時間に合わせて閉鎖し、車で訪れる観光客を諏訪湖イベントひろばの臨時駐車場へ誘導する。
10月の運行は午後7時まで、11月は午後6時までとし、4日間合計で最大4000人程度の利用を見込む。実証導入のため、駐車料金とバスの乗車料金は無料。チケットの発行はなく、片道乗車もできる。
実証運行に向け、諏訪観光協会への委託により情報発信や業務運営を行う。市や観光協会のホームページ、各種SNS(交流サイト)の活用、ホテルや旅館への情報提供などを検討。誘導員を置き、各所に案内看板を設置して協力を呼びかける。
市都市計画課は「利用者からは料金や運行ルートなどについて意見が出てくると想定される。まずは実証導入のスタートを切り、アンケートを通じて意見を吸い上げ、利用者の属性や動向を調べていきたい」と話した。
市は、立石公園近くにある「立石さくら広場」の敷地へ駐車場を増設する公園整備工事費1100万円も補正予算案に計上。年度内に樹木の伐採や整地作業に着手するという。
(写真は、満車になる立石公園の駐車場。バスの運行時間中は閉鎖し、渋滞緩和への効果を確かめる)
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