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ワカサギ投網漁解禁 初日は57キロ水揚げ
2026年9月2日
諏訪湖で1日、今季のワカサギ投網漁が解禁された。諏訪湖漁業協同組合(諏訪市)は、採卵量は少ないものの個体数の推定量が多いため制限を緩和。時間は昨年同様の「2時間」だが、出漁日は週2日から3日に増やす。初日は日の出前から漁師が網を投げ入れ、4人が昨年同期より25.7キロ多い計57キロを水揚げした。藤森惠吉組合長(75)は「脂乗りも良くうまそう。期待できる」と目を細めた。
漁協によると昨季、再開した「シュロ枠孵化(ふか)方式」と、2024年に導入した「付着沈性卵用孵化装置」の採卵量が想定より少なかった。一方で県水産試験場諏訪支場(下諏訪町)が7月に行った個体数調査では、昨年同期より1856万尾多い2996万尾だったことを総合的に勘案し、出漁は当面、火、木、土曜日の午前4時〜6時とする。
この日午前7時過ぎには水揚げされたばかりのワカサギが、諏訪市の漁協市場に持ち込まれた。漁師歴40年以上という男性(74)=同市=は25.4キロを水揚げし、「最近にないくらいの大漁」と喜んだ。ワカサギは漁協に加盟する川魚店が買い付け、岡谷市郷田の丸共清水屋川魚店は6.4キロ分を仕入れた。従業員の男性(46)は「甘露煮で提供する予定。諏訪湖産を待つお客さんは多いので、要望に応えられる」と笑顔を見せた。
漁協によると昨年は9月2日〜11月7日の出漁期間中、計946キロが水揚げされた。今季の禁漁時期については「採卵はいまいちだが自然ふ化が多く、漁師からは『湧くように取れる』との声が上がり、調査で資源量が多い見通しも出ている。昨季に続き総量1トンを目安に様子を見て決めたい」とした。
(写真は、水揚げされたワカサギを確かめる藤森組合長㊧ら)
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