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親子で黒川に魚放流 「子ども釣り専用区」指定を記念

2026年9月1日


 伊那市と天竜川漁業協働組合(同市)は8月30日、三峰川支流の黒川(同市長谷)で親子を対象に「魚放流体験イベント」を開いた。子どもが安全に渓流釣りを楽しめる河川区域「黒川子ども釣り専用区」に昨年10月に指定されたことを記念し、企画した。
 専用区は子どもたちに地元の川に親しみ、自然の魅力に触れてもらおうと市と天竜川漁協が2024年から協議を重ね設置。天竜川上流河川事務所(駒ケ根市)や県伊那建設事務所(伊那市)、地元の建設会社などの協力で、県からの認可を受け指定された。
 区域は南アルプス林道バス発着所「仙流荘」を起点に上流600メートルと下流100メートルの計700メートル。水深が浅くなるように整備し、川岸には階段も設置されている。釣りのほか、川遊びにも利用できる。専用区での釣りは中学生以下が対象で、解禁は9月末まで。
 放流イベントには、市内の親子23組73人が参加。仙流荘前の専用区域でニッコウイワナとアマゴ約千匹を、それぞれバケツで放った。子どもたちは、はだしで川に入るなどして楽しんでいた。
 長谷小2年の江苅内湊斗さん(8)は「魚を逃がすのが面白かった。今度は釣りもやってみたい」と笑顔。母親の春香さんは「なかなかない機会なので体験できて良かった。川遊びもできるので楽しめそう」と話した。
 吉田浩之市長は「子どもたち専用の場。登山のほかに釣りも楽しんで」とし、伊藤伸一組合長は「子どもたちに伊那谷の自然と触れ合い、川に親しんでほしい」と話した。
 遊漁料は小学生まで無料。中学生は年間券330円。問い合わせは天竜川漁協(電0265・72・2445)へ。
(写真は、バケツで魚を川に放つ子どもたち)