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天災の備え専門家と考える 諏訪理大で9日地域防災シンポ
2026年9月1日
茅野市の公立諏訪東京理科大学は9日(水)午後1時から、「地域の英知と専門知識が結ぶ地域防災シンポジウム」(日本応用地質学会共催、市民新聞グループなど後援)を同大で開く。企画する情報応用工学科の菊地輝行准教授は「備えを自分ごととして考えることで、災害時の第一歩が変わる。質問できる場もあるので、気軽にぶつけてほしい」と一般の参加を歓迎する。
諏訪地域の地形や地質を学びながら自然災害を身近なものと捉え、いつ起こるか分からない天災への対策を専門家と考える機会をつくろうと昨年始めた。今回は諏訪地域の情報に絞り、専門家との対話の場も設ける。
日本応用地質学会の調査団として各地の地質調査に出向く菊地准教授によると、諏訪地域は内陸直下型地震を引き起こす日本で数カ所しかない活断層地帯と、南海トラフ地震のような海溝型地震の影響する地域が重なり、「日本で1カ所しかない一番危ない所」と警鐘を鳴らす。「いつ大地震が起きてもおかしくない」とし、頻発する大雨と山間にある地域性を考えると、「土砂が川をせき止める複合災害の発生も起こり得る」と話す。
イベントは3部構成で、第1部は県危機管理監の渡邉卓志さんが「災害に向き合う地域力〜県の経験から諏訪地域の防災へ」を演題に基調講演。第2部は京都大学防災研究所斜面未災学研究センターの松澤真准教授、理科大地域連携研究開発機構の小俣雅志特任教授らが、諏訪市有賀地区の山地防災事例や諏訪地域の活断層や地形について知見を話す。
午後3時からの第3部はワークショップ。過去の災害から学ぶ講演があるほか、▽一般地質▽斜面災害▽活断層地震▽防災と危機管理—の分野に分かれて専門家が質問に答える個別相談ブース、学生や職員らが研究や知見を解説するポスターセッションもある。
入場無料。菊地准教授のホームページ(https://kikuchi-lab-drim.com/)から事前に申し込む。問い合わせは理科大(電0266・73・1201)へ。
(写真は、ポスターとチラシを広げてPRする菊地准教授)
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