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石川直樹さんヒマラヤ写す 30日まで茅野市美術館で

2026年8月17日


 茅野市美術館は、企画展「石川直樹展 ヒマラヤへの長い旅」を開いている。写真家石川直樹さん(49)=東京都=が、世界最高峰のエベレスト(8848㍍)を筆頭にヒマラヤ山脈の14の8000㍍峰を制覇した24年間の軌跡を、フィルムカメラで撮影した写真群約100点で振り返る。30日(日)まで。
 石川さんは、人類学や民俗学などの領域に関心を持ち、極地から都市までさまざまな場所を旅しながら作品を発表し続けている。ヒマラヤは、2001年のエベレスト遠征を皮切りに、24年にかけて8000㍍峰全14座を制覇。今展では14の山容とその麓で生きる人々の暮らしや文化を大きく引き伸ばした写真群で紹介する。展示は、石川さんが登頂した順に山ごとのエリアが設けられ、来館者は鑑賞を進めるごとにその足跡をたどることができる構成になっている。
 撮影で使うのはフィルムカメラのみだという。「1本のフィルムで10枚しか撮影できない。だからこそ一期一会がしっかりと写る気がする」と石川さん。大判に写し出された雪や岩、山麓の街の人物や動物に至るまで、まるで実際に訪れているような迫力が感じられる。
 石川さんは「10代から世界中を旅してきた中で、ヒマラヤは一番思い入れがあり、自分を形作ってきた場所。山岳文化が根付いた信州で展示できることはうれしい」と話す。
 観覧料は500円(高校生以下無料)。午前9時〜午後8時。毎週火曜は休館。22日(土)午後1時半からは石川さんによるギャラリートーク(参加無料、要観覧料)を企画する。
 問い合わせは同館(電0266・82・8222)へ。
(写真は、展示会場でヒマラヤへの思いを語る石川さん)