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「てくてく堂」が1周年企画 29日まで 割引やはがき進呈
2026年8月16日
下諏訪町御田町の古本屋「てくてく堂」が、1周年を迎えた。元教員の山田孝實さん(76)=小湯の上=が「本の面白さを感じてほしい」と、自宅にあった蔵書を主に並べて始めた店。節目を記念して感謝を伝えようと、29日(土)までキャンペーンを行っている。
町内に本屋を設けたい—と検討した町公民館の学習会「下諏訪みらい塾」の班に所属したことを切っかけに、仲間と協力して昨年7月に開店した。山田さんの約1万冊の蔵書から多くを並べたほか、本棚の一角を希望者に貸し出す「一棚オーナー」制度を設けたり、地元作家の商品を並べたりして工夫している。
まちを歩きながら本と出合ってほしい—と名付けた店名のように、地元住民以外にも旅行客が立ち寄ったことも。週1回は顔を出す常連客もいるといい、山田さんは「少しずつ店を知ってもらえて、来てくれた人と本の話ができるのがうれしい」と話している。
キャンペーンでは、文庫本の20%オフや文芸書の10%オフ、籠に入れた本の半額などで1年の感謝を伝える。山田さんの息子、孝太郎さん(46)は漫画家とイラストレーターとして活躍しており、本の購入者に孝太郎さんが手がけた絵を印刷したはがきも贈る。
山田さんは「元気でいる限り、本の面白さや新たな発見ができる場を提供し続けたい。地域の歴史や文化に関わる本もあるので、本を通して地元の生活を楽しむことにもつなげてもらえたらうれしい」と話している。
営業日は火、木、土曜日の午後1時〜7時。問い合わせは山田さん(電080・1044・2689)へ。
(写真は、本の購入者にプレゼントする孝太郎さんの絵はがき)
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