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寒ざらしそば 辰野町の特産品に 甘みと風味豊かに完成
2026年8月1日
辰野町商工会青年部と川島の入浴、宿泊施設「かやぶきの館」が共同で仕込んだ「寒ざらしそば」の販売が31日、同館のそば処(どころ)で期間限定で始まった。江戸時代に旧高遠藩から将軍に献上されたとされる寒ざらしそばを、町の特産品にしようと企画。川島の国天然記念物「横川の蛇石」近くの横川川で冬に実を浸すなどして作り、甘みと風味が増したそばに仕上げた。
遊休農地を活用してソバの栽培をする同部と、長年そばを提供する同館が、寒ざらしそばを町に広めるために手を組んだ。1月に仕込みを始め、同部の栽培分を含む町産のソバ約80㌔を横川川に約3週間浸した。その後同館に運び、屋外で約3週間寒風にさらして乾燥。こうした手間をかけたことであくが抜け、甘みが引き立つようになった。
仕込んだソバは業者が製粉し、そば処の従業員が手打ちして提供する。同部でソバに関する事業を担当する副部長は「蛇石周りの川にはきれいな水が流れているため、おいしいそばが作れた。多くの人が食べ、町の特産品になればいい」と期待する。
同館代表は、町の一部がかつて旧高遠藩の領地だったことに触れ「高遠とつながりのある辰野。そんな地域で寒ざらしそばを楽しめるようになればうれしい」と期待。食欲が低下しがちな暑い時期だが、「喉を通りやすいそばを食べて乗り切って」と話している。
価格は1500円(税込み)。1日15食まで提供する。9日(日)まで。午前11時半〜午後1時半。問い合わせは同館(電0266・44・8888)へ。
(写真は、町商工会青年部と川島の入浴、宿泊施設かやぶきの館が共同で仕込んだ寒ざらしそば)
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