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辰野町の世界昆虫館で19,20日 カブトムシを無料配布

2026年7月17日


 辰野町樋口にあり、世界の昆虫の標本や生きた昆虫を展示する「世界昆虫館」は19(日)20(月=祝日)両日、小学生以下の子どもにカブトムシを無料で配る催しを同館で開く。近年はカブトムシがあまり見つからず、捕まえにくくなった—という声を来館した大人や子どもから聞いて企画。自然環境を再現した空間に放ち、気に入った個体を選んで捕り、持ち帰ってもらう。
 企画担当の川島久さん(65)=川島=によると、地球温暖化による自然環境の変化などでカブトムシの個体数が減っている可能性があるという。加えて近年は熊の出没が増えており、川島さんは採集のために森林に入るのは危ない—とも感じ、配布する企画を考案した。
 配るのは、上伊那地域で採集した個体で雄と雌を用意。体長は雄が15センチ弱、雌が10センチ前後で、どの個体も「元気がある」とする。カブトムシが止まりやすいというコナラやシラカバ、クヌギの木を立てた空間に、両日とも30匹を放つ。持ち帰れるのは1人1匹。
 川島さんは捕まえ方、育て方、標本の作り方を紹介し、交尾、産卵、ふ化についても説明するという。「カブトムシを家に持ち帰り、楽しみながら育ててほしい。複数人で一緒に来て雄と雌を捕まえて卵を産ませたり、1匹でも標本にしたりと、いろいろなことにも挑戦してほしい」と話している。
 同館には、カブトムシやクワガタ、チョウ、バッタ、水生昆虫など約3000点の標本が展示されている。葉に擬態する昆虫なども並び、「図鑑でしか見たことがない珍しい虫が楽しめる」と川島さん10時〜午後3時。入館料は大人500円、子ども350円。問い合わせは同館(電0266・44・2615=土日曜日、祝日=)へ。
(写真は、子どもに配るカブトムシ)