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オルゴールを大衆に 三協の技術紹介 来月30日まで「すわのね」が企画展第2弾
2026年7月13日
諏訪大社下社秋宮近くにあるニデックオルゴール記念館「すわのね」は、三協精機製作所として創業したニデックインスツルメンツ(本社・下諏訪町)の80周年、同館のリニューアルオープン10周年を記念する企画展の第2弾「海外のオルゴールと日本のオルゴール」を開催している。中世ヨーロッパで誕生し、一部の上流階級が楽しむ存在だったオルゴールを、戦後誕生した同社が、大量生産で大衆のものへと変えたことを物語る内容。8月30日(日)まで。
企画展では同社が製造したり、機械部分を提供したりした1970〜80年代のオルゴール約90点を展示。電話の保留中に受話器を置くと鳴り出す仕組みのオルゴール、ライターやキーホルダー、赤ちゃんをあやすおもちゃ、人形、宝石箱などにオルゴールが内蔵された製品もある。黒電話やちゃぶ台などを置き、昭和の懐かしい雰囲気を伝えるコーナーも設けた。
同館によると同社は戦後、平和産業の普及を求める連合国軍総司令部(GHQ)の打診を受けてオルゴール製造を開始。業界で一番早くベルトコンベヤーを導入し、ムーブメントの量産化と低価格化に成功し、1981年には世界シェアの9割を占めたという。
会場の2階展示室には、欧州などで製造された豪華な造りのアンティーク・オルゴールも展示されているが、毎正時のガイド時間には世紀のオルゴールと、生活のさまざまなシーンに入り込んだ同社のオルゴールとの聴き比べも行う。同館では「世界の人々に愛された三協のオルゴールを、ぜひ足を運んで楽しんでほしい」と話している。
期間中の22日(水)〜8月7日(金)まで、クイズと連動したオルガニート(カード式の手回しオルゴール)カードの穴開け体験を実施。
20日(月=祝日)と8月22日(土)午後2時から、同社の「編曲マイスター」飯田英樹さんが演奏するシンセサイザーと、80弁ディスクオルゴールが共演するコンサート。8月2日(日)午前時と午後3時から、国際マジック連盟(FISM)の世界大会に出場した同社員、渡邊宏太さんによるオルゴールを使ったマジック公演「ミュージック・ボックス—その箱を開けば、魔法が響く」を行う。
穴開け体験、両公演とも入館料だけで参加、観覧できる。
また、リニューアルオープン10周年を記念し、地域への感謝を示そうと8月28日(金)までの平日(8月8日〜16日までのお盆期間中を除く)限定で、諏訪6市町村在住、在勤、在学の人の入館料を無料(受付で身分証を提示。団体は事前連絡)にする。
入館料は一般千円、小中学生500円。午前9時〜午後5時。月曜(祝日と重なる場合は翌日)休館。問い合わせは同館(電0266・26・7300)へ。(オルゴールが組み込まれたおもちゃなどを展示)
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