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和太鼓打ち比べコンテスト閉幕 文科大臣賞 一人打ち奥村魅音さん(石川県)  団体は東京の「和太鼓大元組」が受賞

2026年6月29日


 「世界和太鼓打ち比べコンテスト」は最終日の28日、カノラホールで一人打ち、団体各部の本選を行った。一人打ちは前日の予選を勝ち抜いた男子16、女子6、マスターズ(45歳以上)男子、女子各7、ジュニア5の計41人、団体は映像審査を突破した一般4組、ジュニア3組が出場。最優秀に当たる文部科学大臣賞は、一人打ちが女性では史上2人目となる奥村魅音さん(20)=石川県=、団体は「和太鼓大元組」(東京都)に決まった。
 前日の予選の熱気を引き連れ、個人、団体がそれぞれステージへ。ばちに全身の力を込め、ホールが振動するほどの勇壮な演奏を披露し、会場から声援や拍手が送られた。
 文科相賞の奥村さんは3年前に初出場し、この時は女子の部で優勝。2度目の挑戦で最優秀に輝き、「夢みたい。自分の成長を試す意味でも参加を決め、ここまでやってきたことは間違っていなかった」と喜んだ。
 大元組チームリーダーの今村敦輝さん(25)は、文科相賞の受賞者が立つ市民祭「岡谷太鼓まつり」のステージへ「他の団体に恥じないよう、今回以上の演奏を見せたい」と意気込んだ。
 大会は2000年のミレニアムを記念し、直径2000㍉の平胴太鼓「飛龍2000」を製作したのを機に市などの主催でスタート。8月の岡谷太鼓まつりの先陣を切り、今回は片面の革を張り替える修繕を行った新たな「飛龍」を一般にお披露目する機会にもなった。
 「ダブル台風」、梅雨前線による大雨の影響で一部申込者の参加はかなわなかったものの、まつり企画委員会打ち比べコンテスト部会の横山隼人部会長は「過去最高に近い申し込みがあり、レベルも高かった」と語った。
 文科相表彰以外の入賞者は次の皆さん(一人打ち女子と一般団体は優勝を文科相賞受賞者が兼ねる)。
【一人打ちの部】
▽男子優勝=塚本鷹(埼玉県)▽同準優勝=國府方北斗(静岡県)▽同3位=西田洸(千葉県)
▽女子準優勝=坂本悠菜(神奈川県)▽同3位=馬渡志桜(宮崎県)
▽マスターズ男子優勝=上龍(栃木県)▽同準優勝=上光(同)▽同3位=生田隆明(三重県)
▽マスターズ女子優勝=高場由美子(栃木県)▽同準優勝=桑崎恵美子(同)▽同3位=浅野裕美子(愛知県)
▽ジュニア優勝=紺谷海斗(神奈川県)▽同準優勝=坂本陽向汰(同)▽同3位=上新(栃木県)
【団体の部】
▽一般準優勝=和太鼓童座(千葉県)▽同3位=纉迦〜SANGA〜(愛知県)
▽ジュニア優勝=TK和太鼓部MOVE(愛知県)▽同2位=川越ふじ太鼓(埼玉県)▽同3位=阿楼迦〜ARUGA〜(愛知県)